出版社内容情報
ある日この町に、ツノのある子が来た
小さな体いっぱいにさみしさを背負って、
その子はにぎやかなグラウンドを見ていた。
オニくんが一歩踏み出すごとに、世界は温かくまわりだす。
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ある日突然、ツノの生えた鬼の子供が町内に現れた――。
どうやらワケありでこの町に来たオニくんと、彼がいっしょに過ごすことになった福田家の日常に、少しずつ新しい風が吹き込まれます。
隠したいコンプレックス、
素直に謝れなかった苦しさ、
身近な人を傷つけてしまった後悔――
オニくんの健気な視線を通じて、封じ込めていた切ない痛みが、柔らかな色彩の絵で胸に蘇ります。
世間が決めた「ふつう」の枠からはみ出る存在である鬼の子が、
自分の居場所を懸命に見つけていく切実さが胸に迫る
WEBメディア「cakes」にて連載時より大人気の作品。
人気沸騰中の著者による待望の初長篇が、全2巻のフルカラーでついに刊行。
――「ひとりじゃできないこと、ぼく、そういうのをやりたいです」(本文より)
内容説明
ある日この町にツノのある子が来た―小さな体いっぱいにさみしさを背負って、その子はにぎやかなグラウンドを見ていた。オニくんが一歩踏み出すごとに世界は温かくまわりだす。cakesで大人気の連載コミックオールカラーで単行本化!
著者等紹介
ながしまひろみ[ナガシマヒロミ]
1983年北海道生まれ。マンガ家、イラストレーター。広告、装画などの作品も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ちえ
ヒロ姐
FUJI燦々
necoko19
アズサ