出版社内容情報
逆境をチャンスととらえた若き経営者の軌跡
職人の高齢化が進み、若手の人材不足にあえぐ土木工事業界において、逆境をチャンスととらえ、自らの企業をたった7年で湘南地域No.1にした男がいた。彼が実践する「同時並行」と「先読み」から生まれる「3倍速ワーク」という考え方を軸に、その独自の経営哲学を実例を交えながら解説。今の仕事で大きな成果をあげたい、起業して周りの同業者が見過ごしたチャンスをつかみ成功したい、そんな熱意と夢を抱いた人々に贈る一冊。
【編集担当からのおすすめ情報】
土木工事というとどんなことを思い浮かべるでしょうか? 「旧態依然としている」「高齢化が進んでいる」……。実はまさにその通りで、「業界に入ってくる人材はバブル期をピークに年々減り続け、若者はほとんど入ってきません。工事の絶対数はそれほど増えることはなく、多くの会社が一進一退のジリ貧状態を余儀なくされています。その上、折からの原価高騰で先行きが大いに危ぶまれているのが、土木工事業界の実態」だそうです(本書「はじめに」より)。2013年に神奈川県の茅ヶ崎で土木工事会社を創業したこの本の筆者、上原総栄氏は、それでも当時から「この業界には絶対にチャンスがある」と考え、自らの会社をその後の7年間で湘南地域トップの施工実績をあげるまでに成長させてしまいます。一体、どうしてそんなことができたのか? この本には彼ならではの独自の戦略とあらゆる業務に通じる仕事のエッセンスが詰まっています。むしろ土木工事の業界に関係ないビジネスパーソンこそ、手にとってほしい! きっとなにかが見つかるはずです。
内容説明
職人の高齢化、若手の人材不足…その逆境にチャンスがある!老舗企業が受注を独占する地元の業界で下克上を成し遂げた独自の戦略とは?
目次
第1章 不人気・人手不足の業界にこそチャンスがある
第2章 湘南のバイク小僧、夢を持つ
第3章 旧態依然とした土木工事業界で躍進を遂げるまで
第4章 業界ではありえない短工期を実現する「3倍速ワーク」の秘密
第5章 若手のエネルギーを最大限に加速させる組織づくり
第6章 ありえない短工期で顧客満足と利益を最大化したプロジェクト事例
第7章 生涯「ハングリー」な経営者として
著者等紹介
上原総栄[ウエハラソウエイ]
1983年、神奈川県生まれ。バイクの板金工を経て土木工事会社に入社し、アルバイトでありながら入社3年目で現場責任者に抜擢されるなど大活躍。その後、2013年2月に土木工事を手がける株式会社総栄を創業し、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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