出版社内容情報
肖像画とエッセイ、詩が協奏する音楽の喜び
以下のような谷川の言葉がこの本の魅力を語りつくしている。
「音楽は世界を隔てることなく丸ごと包み込む。僕はずっと、詩でそういう世界を作りたいと願ってきた」
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あのベストセラー『マザー・グースのうた』の名コンビが復活した! 堀内誠一が遺した素晴らしい肖像画とエッセイに谷川の詩が協奏する。カラーも満載の宝物のような一冊。
収録された作曲家は以下の人々――モーツァルト/ドヴォルザーク/ドビュッシー/フォーレ/ファリャ/グリーグ/シューマン/ショパン/ベートーヴェン/ブラームス/ガーシュイン/ミヨー/シューベルト/ムソルグスキー/ラヴェル/ハイドン/ラフマニノフ/ビゼー/サン=サーンス/バッハ/エリック・サティ/プロコフィエフ/メンデルスゾーン/グラナドス/バルトーク/ストラヴィンスキー/リスト/チャイコフスキー/(掲載順)
見開きの右ページに堀内による各作曲家の軽快なエッセイ、左ページにカラーの肖像画、そして次の見開きに谷川による全作曲家にちなんだ詩(5ページに及ぶ詩もあり、モーツァルトとバッハは複数篇を収録、書下ろしも多数)。
内容説明
音楽は世界を丸ごと包み込む。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンからストラヴィンスキー、エリック・サティまで、堀内誠一が遺した色彩豊かな28人の作曲家の肖像とエッセイに谷川俊太郎が32篇の詩(書き下ろし多数)を捧げた。「マザー・グースのうた」の名コンビが贈る宝石のような一冊。
目次
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
アントニーン・ドヴォルザーク
クロード・ドビュッシー
ガブリエル・フォーレ
マヌエル・デ・ファリャ
エドヴァルド・グリーグ
ロベルト・シューマン
フレデリック・ショパン
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ヨハネス・ブラームス〔ほか〕
著者等紹介
堀内誠一[ホリウチセイイチ]
1932年12月東京向島生まれ。14歳で伊勢丹の宣伝課に入社。23歳でアドセンター設立に参加し、企業広告、ファッションショー、「週刊平凡」「平凡パンチ」のファッションページのディレクションを手がけると同時に、挿絵と絵本の仕事を始める。58年に初めての絵本『くろうまブランキー』を刊行。69年に独立し「アンアン」創刊時のアートディレクターを務めたのち、74年から家族とともにパリ郊外に暮らし、ヨーロッパ各地を旅する。1987年8月、下咽頭癌のため死去。享年54
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年12月東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。詩集のほか、散文、絵本、童話、翻訳など多彩なジャンルで活躍。受賞詩集に、『日々の地図』(読売文学賞)、『よしなしうた』(現代詩花椿賞)、『女に』(丸山豊記念現代詩賞)、『世間知ラズ』(萩原朔太郎賞)、『シャガールと木の葉』(毎日芸術賞)、『私』(詩歌文学賞)、『トロムソコラージュ』(鮎川信夫賞)、『詩に就いて』(三好達治賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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