海峡に立つ―泥と血の我が半生

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海峡に立つ―泥と血の我が半生

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  • サイズ 46判/ページ数 383p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093886253
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「戦後最大のフィクサー」衝撃の自叙伝

「闇社会の帝王」と言われた戦後最大のフィクサー・許永中の自叙伝。

イトマン事件、石橋産業事件で逮捕されるなど、数多くの経済事件でその名が取り沙汰されてきた許が、自身の半生を初めて綴った。

日本と韓国を股にかけ、極道から巨大商社、銀行、テレビ局まで、縦横無尽に駆け抜けた許は、そのとき何と戦い、何を願っていたのか。

大阪・東淀川区の朝鮮部落で過ごした幼少期の原風景、日本が狂乱したバブル時代に自ら関わった事件の表と裏、政財界から暴力団までを貫くその人脈、2年間の逃走生活、そして日韓の未来への願い……その全てをここに明かす。


【編集担当からのおすすめ情報】
イトマン事件から28年。あの許永中氏がついに自叙伝を出版します。

執筆期間3年におよぶ本書は、生い立ちから、事件、逃走生活、現在の生活から未来の展望まで、著者が自らが半生を振り返り、丁寧に綴りました。

新聞やテレビ、評伝の影響で、「怪人」のようなイメージがまとわりつく著者の素顔、いまだ謎の多い事件の真相、その時の胸中。全てが明かされているのは、本書だけです。

敗戦間もない日本で、在日韓国人が置かれていた境遇、日本社会で彼らが果たしてきた役割についても克明に綴られており、戦後日韓史の視点からも貴重な記録になっています。

内容説明

イトマン事件から28年。「戦後最大の黒幕」と呼ばれた男が初めて綴った自叙伝。

目次

第1章 原風景
第2章 本職の人々
第3章 「兄」との出会い
第4章 実業の世界へ
第5章 尼の組長
第6章 京都へ
第7章 在日の本懐
第8章 イトマン事件
第9章 大人のかくれんぼ
第10章 これから
特別対談 許永中×崔書勉

著者等紹介

許永中[キョエイチュウ]
1947年、大阪府大阪市大淀区(現北区)中津生まれ。在日韓国人2世。大阪工業大学在学中から不動産や建設など様々な事業に関わり、多くの在日同胞や極道関係者の人脈を培う。大学中退後、91年にイトマン事件、00年に石橋産業事件で逮捕。保釈中の97年9月、妻の実家の法要を理由に韓国・ソウルに出国した後、現地で失踪。99年11月に都内ホテルで身柄を拘束された。12年12月、母国での服役を希望し、ソウル南部矯導所に入所。13年9月に仮釈放。現在はソウル市内にて、介護や都市開発など様々な事業を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shikashika555

38
圧倒されつつ読む。 この桁外れのエネルギーはどこから生まれたのだろうか。 善悪は置いといて、時代と人が著者の存在を寿いだのであろうと強く思う。 その生き様は非常に「東アジア的強者」であるように感じた。 在阪在日の半島の人達の、あの時代の生活事情にも触れることができた。 著者を取り巻く人物の多さに混乱するが、相関図を作るのももどかしくザーっと読了。 自伝とも読め、時代の実録とも読め、ピカレスク小説としても読める。幻冬舎でなくて小学館から出てるとことにも驚き。2020/06/11

サトシ@朝練ファイト

26
立場変われば物の見方も変わる、イトマン、石橋産業に関わった当事者からするとこう言った話の流れなのかな?警察、検察の著者に対する接し方も興味深いです。それから京都新聞、KBSの裏側もしかり。2020/04/12

テクパパザンビア

25
面白かった。在日二世、イトマン事件。戦後最大のフィクサー(事件の調停やもみ消しをして報酬を得る黒幕的人物)大企業とヤクザと政治家とのパイプ役。こんな時代もあったんだなぁ…。色んな人々が登場してたのが懐かしい思った。2020/02/07

gtn

24
一連の事件逮捕保釈中の逃亡を、著者は「かくれんぼ」と呼ぶ。国家権力と司法に絶望し、冤罪だと言い切る以上、氏にとって当然かくれんぼである。冬の日本海を眺めながら、佐渡流罪となった日蓮を自分になぞらえる氏。感傷の極みだが、そんな世界に陶酔できる性格が羨ましくもある。2020/08/22

kuma

22
最後の対談には、考えるさせられました。視点によって評価が別れるのでしょうか?2020/04/10

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