出版社内容情報
子育ては何もかも期間限定のいとおしい時間
東日本大震災を機に、仙台から移り住んだ石垣島。都会の生活から一変した島の暮らしが親子に与えてくれた豊かな時間が、短歌と共に綴られます。
「たくみん」は中学2年生に成長し、親がしてやれることもだんだんと少なくなってきたことを実感する日々。
『ありがとうのかんづめ』というタイトルには、俵さんの、子育ての日々の中で授けられた感謝の思いを閉じ込めた「この缶詰一個あれば、母は充分」という意味が込められています。
「子育て」は「親育て」であることを実感するハートウォーミングなエッセイです。
【編集担当からのおすすめ情報】
俵さんのtwitterで、その独特な言葉のセンスで人気のひとり息子「たくみん」。「たくみん」が5歳になるまでの子育ての日々をつづった『たんぽぽの日々』から7年。『edu』で人気を博した連載「子育て短歌エッセイ」の完結編です。
俵 万智[タワラ マチ]
著・文・その他
内容説明
振り返れば子育ては何もかもが「期間限定」のいとおしい時間です。
目次
幼稚園卒園まで さざやかな風
一年生 いちねんせいひみつぶっく
二年生 石垣島へ さとうきび畑の鬼ごっこ
三年生 オレが見ているほうが前
四年生 ドラムの響き
五年生 子のおらぬ週末
著者等紹介
俵万智[タワラマチ]
歌人。1962年、大阪府生まれ。早稲田大学卒業後、神奈川県立高校の国語教諭になり1989年まで勤める。1987年に第一歌集『サラダ記念日』を出版、新しい感覚が話題を呼び、大ベストセラーとなる。歌集『プーさんの鼻』(第11回若山牧水賞受賞)など。エッセイもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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