もう時効だから、すべて話そうか―重大事件ここだけの話

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093885232
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

覆面ジャーナリストの裏話満載事件エッセイ

殺人、未解決事件や、闇社会が絡んだ経済犯罪などをテーマに、ノンフィクション作品を次々と発表してきた一橋文哉氏が、これまで語ってこなかった、事件の意外な真相や、取材のとっておきエピソードを披露する、本邦初の「事件エッセイ」。著者の原点となったグリコ森永事件の「かい人21面相」から、三億円強奪、連続少女誘拐、酒鬼薔薇聖斗、オウム真理教、和歌山毒カレー、尼崎連続変死、世田谷一家惨殺、福田和子、渋谷セレブ妻バラバラ殺人、餃子の王将社長射殺、そして清原和博覚せい剤、山口組分裂まで、日本史上重大事件の独自ネタや、警察・司法の体質など事件の背景、社会の闇など、今だからこそ語れる話が次々とが明かされる。さらに、特ダネをとる取材方法や失敗エピソードは、覆面を貫く「生涯一事件記者」・一橋文哉の正体も垣間見られて、これまでの著者の既刊にはない魅力が満載の一冊。

一橋 文哉[イチハシ フミヤ]

内容説明

事件の意外な真相と、取材をめぐる“とっておきエピソード”を披露する、本邦初の「事件エッセイ」。

目次

第1章 身勝手過ぎる凶悪犯罪に喝!
第2章 女心ほど不可解なものはない
第3章 未解決に陥るには理由がある
第4章 絶対正義をうたう司法の裏切り
第5章 グリコ森永事件こそ私の原点だ
第6章 スクープのコツはここにあり
第7章 アスリートと芸能人を支配する闇
第8章 少子高齢化社会は病んでいる

著者等紹介

一橋文哉[イチハシフミヤ]
ジャーナリスト。東京都生まれ。早稲田大学から新聞、雑誌記者を経て現職。1995年、月刊誌「新潮45」に「ドキュメント『かい人21面相』の正体」(雑誌ジャーナリズム賞受賞)を連載。『闇に消えた怪人―グリコ・森永事件の真相』刊行後、3億円強奪、オウム真理教など未解決事件や闇社会を題材にノンフィクション作品を次々と発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

45
その正体は、一橋(に本社がある毎日新聞の)文哉(ブンヤ=新聞記者、それも複数)という噂が絶えなかった著者ももうベテランの域に達したんですね。グリコ森永事件、和歌山カレー事件、神戸連続児童殺傷事件など、関西を中心とする様々な事件や裁判のこぼれ話をまとめています。紹介されている事件の数や要素がてんこ盛り過ぎて読みづらいのが難点ですが、思わずへーっと唸るトリビアネタもあります。読んでるうちに、関西にいた頃の自分を思い出したりして、重大事件というのは、時の社会を映し出す鏡なんだなあとつくづく感じました。2017/03/15

ロア

28
事件にまつわるエピソードよりも、著者の主観による決めつけ的発言が徐々にヒートアップしてゆく様が怖かった。。。2017/02/11

たぬきごんべい

25
過去に起きた有名事件の解説書。 作者の著書紹介がふんだんに出てきて、紹介されてる著書は読みたくなった。 しかしこの本は新聞に載っていたような事件のあらましがダラダラ書きつられているようで 「時効だからもう話しても。。」というような暴露話は少ない。 そんな事件あったなぁ。との思いはあるものの深堀りはされてないので 事件の表面を撫でるだけの本。この本は面白くなかったが著者の他の深堀りされてる 事件関係のノンフィクション本は読みたくなった。 ★2.52019/09/27

緋莢

22
著者の原点となった「グリコ森永事件」、ベテラン刑事が「犯人がおらん」と言った「餃子の王将社長射殺事件」、弘道会と山健組の激しい暗闘が起こした「山口組分裂」・・・世間を騒がせた事件の取材の思わぬエピソードなどを披露する「事件エッセイ」。2017/10/09

金吾

20
サラリと週刊誌で過去の事件を浅く振り返るような感じで読めます。有名な事件を思い出せます。清原選手の話が印象に残りました。2025/02/12

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