出版社内容情報
おおえだ けいこ[オオエダ ケイコ]
汐見 稔幸[シオミ トシユキ]
内容説明
保育の実際でもっとも大事なことは、困ったな、と思ったときにみんなで懸命に考えることでしょう。この本は、現場で実際に起こっていることを例にあげて、こうしたら合理的に解決していけるという考え方を、コミックタッチで明らかにした、新しい保育応援本です。
目次
1 保育はタイヘン!でもタノシイ!園でふんばる保育者たちの物語(愛をください;守りたい;お楽しみ会だし? ほか)
2 保育者だけでは回らない 保育を中から外から支えてる仲間たちの物語(プチット駆逐せよ;給食サバイバル;運転手魂 保育者心 ほか)
3 見えないようでいるんだよ 保育の原理を生み出した偉人たちの物語(変わるもの変わらぬもの;突発的園庭異変;華麗なる誘導 ほか)
著者等紹介
おおえだけいこ[オオエダケイコ]
大枝桂子。イラストライター。(有)オオエダプロディール代表、平成育児ingライフ研究所主宰、日本漫画の会会員。早稲田大学教育学部卒
汐見稔幸[シオミトシユキ]
白梅学園大学学長、東京大学名誉教授。日本の教育学、保育学の第一人者。日本保育学会第8代会長、中央教育審議会委員など多数の保育教育関連組織の中核役員を務める。保育者と保護者の交流誌『エデュカーレ』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
33
私自身、保育の世界とはほとんど接点がなくて、逆に視野を広げる為にも学んでみたいと思い、コミックエッセイでしたし読んでみる事にしました。保育は待機児童問題や保育士不足問題など、数の事くらいしかニュースとかで出てきませんが、保育の中身とか仕事の実際の問題などを、非常に分かりやすく描いてあって非常に勉強になりました。小さい子供達の世話を少人数で見守り、場合によってはケガや命の危険もあり、色んな不測の事態も起こるわけで、保育士の皆さんも大変な中、頑張っておられるという事がよく分かりました。2018/10/18
西嶋
6
一見おちゃらけた絵やセリフだけど、保育の現場から理論まで内容豊富な一冊。著者の思いが強すぎて?共感できないとこもあるけど、保育業界の人のみならず子供を預ける親にも、とても参考になる内容。
-
- 和書
- 静岡の作家群像 静新新書