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出版社内容情報
いっしょに作って、いっしょに食べよう!
「ふれあいの赤いエプロンプロジェクト」は、味の素グループが2011年10月から継続している東日本大震災の復興応援活動です。岩手・宮城・福島の3県を中心に、地元の行政、社会福祉協議会、食生活改善推進員協議会、NPO、大学、仮設住宅の自治会等と連携し、仮設住宅の集会所等で料理教室をはじめとする活動を実施しています。
本書では災害復興期の「食」を「復興ごはん」と捉え、大災害を乗り越えた方達が、復興の過程でどんな「ごはん」を記憶に留めているのか。また、「復興ごはん」を通じて、企業やそこにいる人間がどのように被災地の方達に寄り添ったのか。被災地域で社会課題の最前線に立ち向かう人々の「声」を紡ぎます。
味の素グループ 東北応援 ふれあいの赤いエプロンプロジェクト[アジノモトグループ トウホクオウエン フレアイノアカイエプロンプロジェクト]
内容説明
いっしょに作って、いっしょに食べよう!東日本大震災から5年。「被災地の声」で綴る、復興を支えた「食」のチカラ。
目次
もくじ1 「赤いエプロンプロジェクト」が出会ったみなさんの思い出に残る「食」(双葉郡富岡町(避難先は郡山市)―天ぷら
下閉伊郡山田町―サンマづくし
釜石市―かまだんご
陸前高田市―混ぜごはんおにぎり
仙台市―山形芋煮vs宮城芋煮
亘理郡亘理町―はらこめし
東松島市―カツオの餃子
石巻市―バーベキュー)
もくじ2 「赤いエプロンプロジェクト」、思い出のメニュー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
61
味の素グループが、東日本大震災4か月後からスタートさせた「赤いエプロンプロジェクト」の様子をまとめた本。知りませんでした!これすごい企画ですね。炊き出しではなく「いっしょに作り、いっしょに食べる」ことを、継続してやってきたそうです。同じ場所で50回やったところもありました。町の社会福祉協議会が呼んだり、教会が呼んだり。そして最初は2.3人しか集まらなかったところもあったそうです。それでも継続している、結果が出なければおしまいでないところがすごいと思います。決して経営も楽ではない時代に素晴らしいです。2016/06/27
ジュール リブレ
25
東北震災の、それから、の一つの姿。季節感を、地場の味を取戻し、笑顔を取戻し、おいしい、楽しいがようやく、少しずつ。大変だけれど、まだまだ道半ば。みんなで頑張っていきましょう。熊本の皆さんも応援していきたいです。2016/05/25
tacchu
1
おいしいものを食べると、元気になるね。2016/08/14