不変

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093883504
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世界一の瞬間マウンドでよぎった想いとは?

2013年シーズンのMLBにおいて、37人連続アウト、30.1イニング連続無失点という記録を達成。アメリカンリーグ優勝決定シリーズにおいて、1勝3セーブを挙げチームの勝利すべてに貢献し、MVPを獲得。さらに、日本人初のワールドシリーズ胴上げ投手となった上原浩治。
直球のスピードは89mph・140km/hそこそこ。球種も、2種類(直球・スプリット)しかないベテランが、いかにして強打のメジャーリーガーを抑えているか?ケガがちだった38歳が1年間フルに活躍し、監督から「コージはタフだ」と言われるまでになった理由とは? 相手チームの監督に「上原の直球は、見えない」と言わしめた“速くない真っ直ぐ”の秘密とは? 進化する38歳が、己の投球理論をすべて公開。
肘の故障から一度は引退も覚悟した男が、どのようにして誰もが憧れる世界一決定の瞬間、マウンドに立っていることができたのか? 「どんな環境にあっても、周囲の状況がどうであっても、決して変わることのない芯を持ち続ける」。その生き様を、あますところなく明かします。



【編集担当からのおすすめ情報】
なぜ上原投手は、(スピードガン表示で)速くないまっすぐとスプリット(フォークボール)の2つの球種だけで、名うての大リーガーたちを抑えられるのでしょう?
なぜ上原投手は、38歳という現役を引退してもなんら不思議ではない年齢で、さらなる進化を遂げているのでしょう?
ブレない男の生き様から学べることは、決して少なくないはずです。

内容説明

2013年、MLB最後の1球はこの男によって投げられた。日本人初のワールドシリーズ胴上げ投手、上原浩治。一時は引退を覚悟した男が、どのようにして世界一の瞬間マウンドに立っていられたのか?どんな環境にあっても、周囲の状況がどうであっても、決して変わることのない生き様を明かす。

目次

第1章 変わらない自分
第2章 89マイルの不思議
第3章 生命線のスプリット
第4章 乗り越えた日々
第5章 野球とベースボール
第6章 反骨心
第7章 ボストンでの頂点

著者等紹介

上原浩治[ウエハラコウジ]
1975年4月3日生まれ。東海大仰星高校時代は、外野手兼控え投手。1年の浪人後、大阪体育大学に入学。投手に専念し、頭角を現す。大学三年時に日本代表に選ばれ、1997年のインターコンチネンタルカップ決勝では、当時国際大会151連勝中だったキューバを相手に先発し、勝利投手となる。1998年、ドラフト1位で読売巨人軍に入団。1年目に20勝4敗の好成績を残し、新人王と沢村賞を受賞。併せて史上10人目、新人としては史上3人目の最多勝・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率の投手4冠を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

49
もみあげに興味あったんで読む。ためにはなるけど、これ読んで何かしようかと思わないところが、年とったせいなんだろうと思ったが、昔からそうだったことを思い出す。2014/06/10

あなご

35
巨人時代から上原投手のファンなので読んでみました。昨年レッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献した上原投手ですが世界一にたどりつくまでにいくつもの試練を乗り越えてきました。どんなときも自分を変えないとういう信念の強さに学ぶべきことがあると思いました。シーズン中の暮らしや試合前の準備の仕方など知ることができ面白かったです。今年も活躍に期待したいです。2014/02/25

Y2K☮

31
変わらずに己のスタイルを貫く。実際はメジャーのボールに合わせてスプリットの握りを変えているし、肉体改造やもみあげを伸ばすなど色々模索している。つまり根っこの部分は変えず、でもいい仕事をする為に必要だと思ったら、自分に合ったやり方で取り入れる。143キロのフォーシームとスプリットだけであれだけの実績を残した秘訣はそこだろう。「るろ剣」の斎藤一みたいに、己の武器をひたすら磨く一匹狼。「反骨心」は「悪即斬」の現代解釈かもしれない。変える勇気と変えない勇気。しっかり見極めてどちらも大事にしたい。決めるのは自分だ。2019/09/26

はるわか

17
僕のスタイルは「何も変わっていない」。野球が大好き。何事も徹底し、継続する。毎日コツコツと準備する。逆境に屈せず、何事にも動じない心の強さを持ち続ける。感情を吐き出し、すぐに気持ちを切り替える。大きな力に立ち向かう「反骨心」を持ち続ける。楽しむ力。心と体のバランス。ボールを切る。キャッチボール、遠投。どんな場面でも動じない対応力と準備力。フォーシームとスプリットのみ。腕の振り。やるべきことは、何があってもやる徹底する気持ち。練習。生きる道を探す。意志と覚悟。反骨心。気持ちを吐き出す。2016/06/12

みどるん

11
正直、移りゆく環境の中で不変を保つのは思考停止と言えるのではないかと思っていた。しかし上原投手はそれも考慮に入れた上で、時機により、変える勇気をもつ旨の提言をしていた。不変において変化を説く柔軟さに驚いた。そして89マイルのストレート。思えばこれ以上野球に相応しい球速はないに違いない。2014/02/20

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