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出版社内容情報
国産ウイスキー誕生に隠された驚くべき事実
国内でのウイスキー製造だけでなく、スコットランドにも留学し、本場の蒸溜技術と文化を学んだ三鍋昌春氏。長年、ウイスキーを研究し、2010年にはウイスキーの起源ともいえるスコットランドをテーマにした「ウイスキー起源への旅」を上梓、愛好家から支持されました。今回は日本にウイスキーが上陸し、本格的に国内で製造されるようになるまでを、日本とスコットランドとの歴史的関係を軸に紹介。世界に認められたジャパニーズ・ウイスキーの知られざる黎明期が、克明に描かれていきます。ウイスキーの香りと味わいについて、現地を知り尽くした筆者にしか語れない深い蘊蓄やエピソードも満載。ウイスキーラバー必携の書です。
【編集担当からのおすすめ情報】
今年は、日本初のモルトウイスキー蒸溜所である、サントリーの山崎蒸溜所が開設されて90周年。スコッチウイスキーの本場であるイギリスで毎年開催される酒類コンペティション「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」では、本年も同社の「山崎18年」などが金賞を受賞しており、周年事業とともに、今年はウイスキーに注目が集まりそうです。
三鍋 昌春[ミナベ マサハル]
著・文・その他
内容説明
日本ウイスキーのルーツをたどる壮大なストーリー。ボルドー、スコットランド、大阪―夢を追い求めた男たちの情熱が時と場所を隔ててつながった。洋酒づくり黎明期の知られざる真実がいま、明かされる!
目次
第1部 スコッチウイスキー、この不思議な酒(ウイスキーの味わい;謎解きウイスキーの製造工程;ワインの香りを持つエール)
第2部 酒の王国スコットランド(フランスとスコットランド;フランスワインの影響;スコッチウイスキーの進化)
第3部 工業技術王国スコットランドと日本の出会い―日本のウイスキー誕生(英国産業革命とグラスゴー大学;スコットランドからもたらされた技術者教育と日本の近代化;産業都市大阪と洋酒;鳥井信治郎と日本のウイスキーの誕生)
著者等紹介
三鍋昌春[ミナベマサハル]
1953年生まれ。富山県出身。1978年東京大学農学部農芸化学科卒。1980年同大学院農学系研究科修士課程修了、サントリー入社。1989~1993年、英国スコットランドにある国立ヘリオット・ワット大学国際醸造蒸溜研究所で博士号取得、モリソン・ボウモア社ボウモア蒸溜所、オーヘントッシャン蒸溜所実習、アライド・ディスティラーズ社研修。1994年より、白州蒸溜所製造技師長、生産第1部(ウイスキー原酒生産開発)課長、ブレンダー室主席ブレンダーおよび生産第1部課長、原酒生産部長、ブレンダー室部長兼シニアブレンダー、洋酒事業部生産部部長などを経て、現在、サントリービジネスエキスパート株式会社、品質保証本部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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takao
冬憑……(ふゆつき)
suihoan
あいちょ。
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