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出版社内容情報
初めてでも能がわかる!楽しめる!開眼の書
とかく難解で敬遠されがちな「能」ですが、謡曲名作選や入門書は多々あれど、本質的な魅力をわかりやすく伝える本はほとんどありません。
そこで武道家・思想家として今もっとも注目される内田樹氏が、観阿弥・世阿弥の直系にして最大流派である能楽観世流の二十六世宗家・観世清和氏との対話を通じ、「能」の本質的魅力を広くわかりやすく伝えるのがこの本です。
今年は観阿弥生誕680年・世阿弥生誕650年にあたり、記念公演や展覧会などが多々予定されています。能を観たことがない方も、難しいと敬遠してきた方も、この本をきっかけにぜひ能楽堂に足を運び、親しんでみてはいかがでしょうか?
「能は日本文化の原点」と語る観世宗家、その観世流で能に“はまる”こと稽古歴17年の内田氏。目からウロコの「能」体験を、ぜひこの一冊で!
【編集担当からのおすすめ情報】
日本の伝統芸能のみならず、美意識そのものの原点ともいえる「能」。
この本を編集させていただいたおかげで、能楽だけでなく美術や文学など、あらゆる日本の伝統芸術に対する理解がずっと深まりました!
「能」は観るだけではなく、やってみるとさらに楽しいもの!です。 タッキー&翼の今井翼クンなど、若手アーティストにもお稽古をする人が増えています!
よく分からなくてもとにかく一度、観てみよう、謡ってみよう、舞ってみよう、そんなふうに「能」への扉を開いていただけると嬉しい限りです。
<巻頭対談>観世清和 内田樹 1
観阿弥生誕680年、世阿弥生誕650年によせて
まえがき 観世清和
第一章 「能ってなんだろう」
第一話 能から見た日本の原点 観世清和
第二話 <対談>能の歴史を辿る 観世清和 内田樹
第二章 「能を生きる」
第一話 武道家の能楽稽古 内田樹
第二話 <対談>能的生き方のすすめ 内田樹 観世清和
第三章 「能楽ワークショップ」
第一話 <鼎談>『松風』 観世清和 内田樹 松岡心平
第二話 <鼎談>『山姥』 観世清和 内田樹 松岡心平
あとがき 内田樹
観世 清和[カンゼ キヨカズ]
著・文・その他
内田 樹[ウチダ タツル]
著・文・その他
内容説明
観世流家元と稽古歴17年の思想家が語りあう初心者も“目からウロコ”の入門書。
目次
巻頭対談
第1章 能ってなんだろう(能から見た日本の原点;対談 能の歴史を辿る)
第2章 能を生きる(武道家の能楽稽古;対談 能的生き方のすすめ)
第3章 能楽ワークショップ(鼎談 『松風』;鼎談 『山姥』)
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年、東京生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。合気道七段、多田塾甲南合気会師範。専門のフランス現代思想のほか教育論、社会論、文化論、武道論など著書多数。約20年に渡り観世流シテ方の下川宜長師のもとで能楽の研鑽をつむ。2011年には神戸・住吉に道場と能舞台を兼ねる学塾「凱風館」を創立。2007年『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、2011年『日本辺境論』(新潮新書)で第3回伊丹十三賞を受賞
観世清和[カンゼキヨカズ]
1959年、東京生まれ。流祖・観阿弥清次、二世・世阿弥元清、三世・音阿弥元重から約700年の伝統を誇る二十六世観世宗家。二十五世・観世左近の長男。4歳の時『鞍馬天狗』の花見で初舞台、10歳で初シテをつとめ、1990年に父・左近の急逝にともない31歳で家元を継承。日本国内だけでなく、フランス、インド、中国、アメリカなど海外公演にも力を注ぐ。1995年度芸術選奨文部大臣新人賞、2012年度芸術選奨文部科学大臣賞、2013年第33回伝統文化ポーラ賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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