ウッドストックへの道―40年の時空を超えて主宰者が明かしたリアル・ストーリー

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093882521
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

伝説のロック・フェスの舞台裏が明かされる

1969年8月に開催された伝説のロックイベント、ウッドストック・フェスティバル。50万人を集めたこのイベントの主宰者・マイケル・ラング(当時24歳)が、40年後の2009年に著した全米60万部のベストセラー。60年代のアメリカで始まった新しい文化と意識の動きを背景に、企画を発想するまでの経緯、志とビジネスの折り合いの付け方、会場の選定から住民へのプレゼン、ステージ・会場の設営整備、音響・照明・録音・映像の組み立て、ミュージシャンのブッキング、食事・トイレなどの準備、医療体制の構築など、全体像がリアルに書かれている。まさにロックンロール・プレイングゲームのようにドラマチックにストーリーは展開していく。日本でも「フジロック」をはじめとして毎年約40の野外フェスが開催され数百万のファンがいる。当時、ロックカルチャーに共感を持った団塊の世代には時代の証言として、そして閉塞感の中で苦しむ若者たちには「やりかたはある!やってみよう!」とのメッセージが送られる。

【編集担当からのおすすめ情報】
伝説のロックイベント、ウッドストック・フェスティバルができるまでの舞台裏が、主宰者マイケル・ラング本人によって克明に語られています。
若い読者には、起業家の先駆けとして、参考になります。

内容説明

20代の若者4人で株式会社を設立。一流のスタッフと契約。20万人動員の食事・トイレ・医療などの詳細な計画。ミュージシャンたちのバックステージ。50万人以上が集まった人類史上最初の平和な大集会「3DAYS of PEACE & MUSIC」のすべてを、スタッフ、ミュージシャン、参加者、住民、ジャーナリストの証言を交えて明かしたロック・ファン、野外フェス参加者、必読の書!全米60万部のベストセラー。

目次

ブルックリン
ココナツ・グローブ
ウッドストック、ニューヨーク
ウォールキル
ニューヨーク・シティ
ダウンタウン
ヤスガー農場
ベセル
1969年8月13日~14日
1969年8月15日
1969年8月16日
1969年8月17日
祭りの後

著者等紹介

ラング,マイケル[ラング,マイケル][Lang,Michael]
1944年生まれの音楽プロデューサー/プロモーター。あの1969年のウッドストック・フェスティバルの主宰者として名をはせ、現在もイベント・映画・演劇制作他を手がける。マイケル・ラング・オーガニゼーション(MLO)主宰、活動を続けている。ウッドストック在住

室矢憲治[ムロヤケンジ]
ディラン、デッド、ウッドストックなどを60~70年代アメリカでリアルタイム体験し、ハンター・トンプソンらを日本に紹介した作家・詩人・ロックライター。『ゴールデン・ロード』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mark.jr

2
今の大型ロックフェスの先駆的存在として、もはや伝説になったウッドストック。本書はその主催者が当時の記憶を綴ったものです。もともと先例のあまりないことをやるわけですから、フェスは最初から最後までトラブル続き。どうやってこれを乗り切ったかというと、一つはなにがなんでも開くという主催者の強い思い、そして周りの人の手助けなわけ(特に農場を貸したマックス氏は、ただものではない人格者)で、ほとんどフィクションみたいなエピソードばかりです。同時のこれが一つのピークでもあったわけで、祭りの後ような寂しさもまたあります。2020/09/22

メルセ・ひすい

2
☆神の子と会ったんだっ 彼はどこかへ行く途中 それでどこへ行くんだい?と尋ねると 彼は答えて言ったのさ ヤスカーズ・ファームへ行くんだ ロックンロール・バンドに加わって 緑の野原でキャンプして それで魂を解放するんだ 僕らみんな星屑 僕らは金色に輝く そしてみんなで帰るんだ エデンの園へ帰るんだ… ★1969年に開催された伝説のロックイベント、ウッドストック・フェスティバル。このイベントの主宰者が、40年後の2009年に著した全米60万部のベストセラー。伝説のロック・フェスの舞台裏が明かされる。2012/11/03

あっちゃんのパパ

1
評価=5:世紀のウッドストックフェスティバルの実像と裏話を記録したもの。今まで、音楽のみに興味があったが、このイベントでは事前の計画を大幅に上回る参加者や準備の遅れなどがあったのにも関わらず、懸念されていた暴動などは起こらずにおおむね平和理にイベントを終えたことはアメリカの奇跡と言えよう。またこのイベントによってその後有名になった出演者は数えきれないほど。なお、The Bandはこの頃からすでにプロミュージシャンからも一目置かれる存在だったことも知ることができた。2023/11/21

バズリクソンズ

0
この60sの集大成とも言える、今や伝説のフェス、フェスが当たり前の時代に先駆者達の努力が見事に記されています。個人的にこの時代のアメリカ音楽が史上最高だと思い込んでいます。だからこの本を買わずにはいられなかった。

okyada

0
面白かった。よくありがちなロック業界裏話的なものだけではなく、志をもったアメリカの若者の立ち上げたベンチャーと短期集中型プロジェクトの物語でした。普段会社でがんばっている心にロックを持つ大人たちにぜひ。ロックとビジネスが理想を求めて融合した、よい時代の雰囲気が伝わります。後半の出演グループのエピソードもわくわくして笑えます。2012/12/19

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