出版社内容情報
稲盛和夫の最新仕事論
「常に明るく前向きに。そして、仕事は楽しく」――稲盛和夫が破綻直後のJAL社員に説いたことばの真意とは?
サラリーは減り続け仕事量は激増している中、破綻前よりも「やりがい」があると言い切り、嬉々として機内販売商品の開発にまで携わるCA。油拭き取り用に自宅から古着を持ち寄る整備担当達……。彼らはなぜ、宗教的、精神論的と揶揄されることもある稲盛哲学を受け入れ、どうやって消化したのか?
稲盛名誉会長をはじめJAL社員十数名へのインタビューを通じ、稲盛和夫が掲げるフィロソフィの深淵に迫り、仕事とは人生とはを読み解く。JAL再生はあくまでも舞台装置にすぎない。その舞台の上で3万2千人の演者がどのように意識改革、とくに仕事観の改革を行ったかにスポットライトを当てたのが本書である。
「我々は仕事とどのように向き合えばいいのか!?」単純だが究極の命題の答えは、本書にある。就職活動中の学生、新人・中堅のビジネスパーソンから経営者まで、必読の1冊。
【編集担当からのおすすめ情報】
従来の稲盛和夫さん関連書籍は、経営者やボードメンバーの座右の1冊でした。本書は現場で働く、20~40代のビジネスパーソンに是非読んでいただきたい。なんとなく現在携わっている仕事が、断然好きになり、仕事自体が楽しくなり、人生が充実する―そんな1冊です。
目次
序章 JALで何が起こったのか
第1章 「仕事は楽しく」の真意―稲盛和夫の仕事観
第2章 稲盛和夫とJALの邂逅 それぞれの3年間
第3章 鶴丸再飛翔の軌跡 意識改革の浸透と進捗
第4章 稲盛和夫のフィロソフィ
第5章 仕事は楽しくなったのか それぞれの3年間
第6章 「あなたの仕事を楽しくする」稲盛和夫一問一答
終章 よりよい人生のための仕事
著者等紹介
鍋田吉郎[ナベタヨシオ]
ノンフィクションライター/漫画原作者。1963年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)に約3年間勤務。その後、90年からフリーランスのライターとしてインタビュー記事を中心に取材・執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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メタボン
星☆
mam’selle
Hikari Sakai
まりも