ママより女―母より妻、妻より女のフランス 女より妻、妻より母の日本

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093881807
  • NDC分類 367.235
  • Cコード C0095

出版社内容情報

働いて、産んで、幸せになる!

デフレの大いなる要因とも考えられている少子化。様々な対策が叫ばれるものの、全く効果がないのが現状。一方、数年前まで同じ悩みを抱えていたフランスは、1994年に1.66まで下がった出生率が2008年には2.02までアップし、ヨーロッパNO1になった。そのおかげでGNPも世界5位に復活、フランスは現在、先進国では類をみないベビーブームを迎えている。この原因は何か。「働く女性ほど子どもを産む」「主婦が消えて子どもが増える」「嫡子と婚外子の権利は平等」等々、わが国の人口減少を食い止める知恵に満ちた、日本大好きフランス人ジャーナリストによる、人生を楽にする家族術。これから子どもを産み育てたい女性はもちろん、子どものいないカップル、もう1人ほしいと願う夫婦など必読の1冊です。

内容説明

ヴァカンスをたっぷりとるのにGDP世界5位のフランスは、ワークライフバランスが最も良い国なのに「ワークライフバランス」の言葉がありません。そして大変な個人主義だけれど大きな政府を支持します。おまけに主婦が“消えて”しまったのに子どもが増えちゃいました。そのせいで出生率は2.02に増大。そんなフレンチ・パラドックスを知り尽くしたフランス人ジャーナリストが、恋愛・結婚・出産・子育てに悩めるニッポンの女性と男性へ“人生を楽にする家族術”を公開。

目次

第1章 70年代に激変したフランス女性のステイタス(1970年代までちっとも男女平等じゃなかったフランス;何もかも変わった1968年の五月革命 ほか)
第2章 137対45―フランス人のアムールとSEX事情(現役大統領の不倫も騒がない恋愛大国;フランス男は騎士(ナイト)ゆずりのジェントルマン ほか)
第3章 出生率1・66→2・02の奇跡―フランスは今(「ワークライフバランス」という言葉はないけどバランス上手;母乳で育てない国の女性観―母より妻、妻より女 ほか)
第4章 ドラから愛する日本への提言(主婦たちの「働かない」理由;高学歴な女性に高まる主婦願望 ほか)

著者等紹介

トーザン,ドラ[トーザン,ドラ][Tauzin,Dora]
エッセイスト。国際ジャーナリスト。東京・神楽坂に住む生粋のパリジェンヌ。パリと東京を行ったり来たりしながら、暮らしやおしゃれといった身近なテーマから、女性問題や街作り、ワークライフバランスといった幅広いテーマで、執筆や講演活動をしている。ソルボンヌ大学、パリ政治学院成績優秀者の認定を受けて卒業。国連広報部勤務後、NHKテレビ『フランス語会話』への5年にわたる出演がきっかけで日本に住むようになる。慶応義塾大学講師などを経て、現在、東京日仏学院、アカデミー・デュ・ヴァンなどで講師を務めながら、新聞、雑誌への執筆や、講演など、各方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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