出版社内容情報
小泉政権時代より一貫して「新自由主義的構造改革」を批判しつづけ、日本のバブル崩壊やサブプライムローンの破綻、世界金融危機をピタリと予言し、テレビなどでも幅広く活躍してきた経済学者・金子勝氏。その彼が、民主党のマニフェスト作成の舞台裏にいた武本俊彦氏とともに、民主党の政策の問題点・鳩山政権の弱点をあぶりだし、鳩山政権の4か月を検証。国民の立場から未来を切り開くための理念と施策を考えていく。 経済危機を乗りこえ、持続可能な日本をつくるために、いま政治は何をなすべきなのかをズバリ提言。
内容説明
政権交代は日本再生の最大のチャンス!!民主党が失敗すれば日本は取り残される!
目次
はじめに チェンジは可能か?
1 民主党はなぜ混乱するのか
2 民主党マニフェストを検証する
3 基本に立ち返って政策を考える―農林水産政策策定の過程から
4 政策理念を根本的に転換する―危機を克服して農村地域の経済再生を
5 日本版グリーンニューディールを急げ―環境エネルギー革命による経済再生ビジョン
6 いま民主党政権がなすべきこと
著者等紹介
金子勝[カネコマサル]
慶應義塾大学経済学部教授。1952年、東京生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。バブル崩壊やサブプライムローン破綻、世界同時不況を早くから指摘し、政策転換の必要性をつよく主張してきた
武本俊彦[タケモトトシヒコ]
衆議院調査局農林水産調査室首席調査官。1952年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。農林省に入省し、食糧庁調査官としてウルグアイラウンド農業交渉、食糧法制定・改正などに従事し、「BSE問題に関する調査検討委員会」事務局長などを務める。初代食糧部長、水産庁漁政部長などを経て、2005年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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