出版社内容情報
バリキャリの「わたし」は、過労からうつ病になり会社を退社。フリーライターになって、薬を飲みながら細々と仕事を続けていたが…。そんな、うつ病シングル・ウーマンの生活を、ギャグタッチのマンガで描き出す。
内容説明
バリバリのキャリアウーマンがある日、体の不調をきっかけに…。実体験をもとにした、詳細なリアルストーリー。
目次
1 これって何?うつ病と判明するまで(わたしは仕事で頑張るマン;具合が悪いとりあえず内科へ ほか)
2 何もかもが辛くて、悶え苦しむ日々(心療内科、再び;勝手に薬をやめてリバウンド ほか)
3 病院のバックアップと意外な効能(自立支援医療費(精神通院)支給認定
お役所の心ない対応 ほか)
4 今度はパニック障害ですと!?(いきなり一人になった寂しさ?;仕事に戻るタイミング ほか)
5 しようがない。「うつ」な自分と向き合うよ(できること、できないこと;突然、悲しくなってごめん ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーなんきー
35
これを読んでいる間、自分もうつが乗り移ったかのような状態になり、なかなか読み進めることが難しかった。何もする気が起きないとか、だるくて起き上がれない、など程度の差はあれど、健常者も50歩100歩の面がある、と思った。でも、鬱患者はその程度がさらに酷くて布団からトイレまで行くのにも汗だくで、役所の書類を出しに行くのに1日仕事になってしまうんだそう。この点役所の理解がもっとあれば、簡単に書類を出せとは言わないだろうに…2017/07/31
アズマ
21
うつ病についてはまだまだ知らないことがたくさんのありました。うつとどう向き合っていくか、受け入れていくまでの出来事や思っていることなどが出てきました。周囲の理解と協力もとても大切。2018/11/21
チェロ
14
とても重い自身の話をユーモアを交え、「うつ」をわかりやすく書いている。リビさんのまんがもいい感じ、今や国民病じゃないかと思うほどよく聞く。でもこれくらいひどいと、かなり大変。あんな風になってしまうんだと絶句。同居の彼の存在が不思議、10年間も一緒にいたんだから救われていたのかな?相性のいいドクターと薬に出会うことが鍵と分かった。お金なくて辛かったが、働かねばならぬ状況が、最後の砦になったかも。精神疾患も様々、発達障害も…いろいろあるし…何か滅入ってきたので終了!2015/12/19
みかん@道北民
11
図書館にて。うつという病気を抱えつつフリーで働く女性。傍からは怠けてるように見えてしまうが、本人が一番つらくて悩んでるというのがよくわかります。うっかり「頑張って」とか言っちゃいそうだ、自分。・・・だめだなぁ。うつになるほどまじめに働かないでくださいね、皆さん!2015/02/18
almeida
9
やっかいだけど気長につきあっていくしかない病気ですね。2010/06/06
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