出版社内容情報
ビルの屋上での稲作や家庭菜園、週末農業など、新しい「農」のスタイルが生まれている。遊び感覚の農をはじめ、様々な農とのつきあい方を紹介し、日々の暮らしに土と緑をとり入れた「農のある暮らし」の魅力を伝える。
内容説明
庭づくり、家庭菜園、グリーン・ツーリズム、里山ボランティア…。都会人の農暮らし。
目次
1 アーバン・グリーンライフ
2 「農」のある暮らし
3 ガーデンライフ
4 学校エコライフ
5 グリーン・ツーリズム
6 里山カントリーライフ
7 「農」あってこその都市社会
著者等紹介
進士五十八[シンジイソヤ]
造園家・日本学術会議会員・前東京農業大学長。1944年、京都生まれ。東京農業大学農学部造園学科卒業。農学博士。環境学・造園学・景観政策・環境計画。日本造園学会長、日本都市計画学会長、東南アジア国際農学会長などを歴任。現在、日本学術会議環境学委員長、日本野外教育学会長、日本生活学会長、NPO法人日本園芸福祉普及協会会長など。2007年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Noy_nak13
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都市と農業農村を両極に置いてその中間に幾段階もの人口密度の異なる都市像を設定し、人々はそのなかから自らのライフスタイルに合った居住地を選択できる計画論はないか。中央でも地方でも、農を通じた実践がいくつもあることを知ることが出来た。分業化が進んだ現代において、人と自然との共生を農によってどう高めていけばよいのか。2015/02/23
TAKAMI
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タイトルにはあまりセンスが感じられないが、人が生きるうえでの自然とのかかわり方、特に「農」という言葉の意味についての考えを得ることができる。よりよい都市をつくる上でのランドスケープデザイン、農業、ガーデニング、などなど様々な角度からバズワードと化している「緑」「エコ」について考える良書。著者に関しては、なんとなく知の信頼を置くことができるように感じる。2014/06/26