野村主義―勝利への執着力

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093878463
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

今期を最後に楽天監督を去る野村氏、それだけに「今年は勝利にこだわる野球をする」と語る。そこで選手、チームに勝利への執着力をどのように持たせるのか。監督はどうあるべきか。いわば野村野球の神髄、集大成だ。

内容説明

『野村ノート』『エースの品格』に続く野村哲学の集大成。なぜ「野村克也」は刮目されるのか。

目次

第1章 勝利へのこだわり
第2章 人生「現役」へのこだわり
第3章 監督・指導者へのこだわり
第4章 継孫することへのこだわり
第5章 “中心”へのこだわり
第6章 生き方へのこだわり
第7章 楽天イーグルスへのこだわり
終章

著者等紹介

野村克也[ノムラカツヤ]
1935年6月29日、京都府に生まれる。54年、京都府立峰山高校からテスト生として南海ホークスに入団。3年目から正捕手に定着。65年に戦後初めて三冠王に輝く。70年、選手兼監督に就任。後にロッテ・オリオンズ、西武ライオンズでプレーし、80年のシーズンを最後に引退する。三冠王1回、MVP5回、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7点など、タイトル多数。89年、野球殿堂入り。90年よりヤクルト・スワローズの監督として現場復帰。同球団を3度日本一へと導いた。99年、阪神タイガース監督に就任。3年間監督を務めた後、02年、社会人野球シダックスのゼネラル・マネージャー兼監督に。06年、東北楽天ゴールデンイーグルス監督に就任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Miyoshi Hirotaka

8
楽天の優勝は星野監督の采配だけだと予想外。しかし、野村前監督の育成の成果と組み合わせると腑に落ちる。V9を達成した川上監督を手本に人間教育を組織運営の中心とした。組織の成長は個人の成長と一体で、半端な達成感は障害。組織はリーダーの力量以上に伸びない。というよりも組織はリーダーそのもの。組織を強くするのはリーダーの心の強さ。そのために最も大事なのは一貫したプロセスの継続であり、近視眼的な結果主義を戒める。選手と監督の両方で3000試合出場という大記録を達成した偉大な野球人が語る組織論は重みがある。2012/05/03

Toshiyuki Shana

2
野球人として、リーダーとしての必要なヒントを教えてくれる。 が、他球団や選手の髪型や服装、言動に苦言は不要かと思います。 2014/05/18

マモラジオ

2
野村さんの生き方、哲学に触れることができると思います。不器用で真面目で繊細な方で、その生き方に感銘を受けました。指導者としての哲学も一貫していて、「コーチは気づかせ屋でなくてはならない」の言葉通り相手をよく見て教えすぎない、黒子に徹するという姿勢でプロとは何か、プロの指導者とは、リーダーとは何か考えるきっかけになるのではないでしょうか。2013/03/10

よっさん

2
良い言葉が色々出てきます、実績に裏付けされた面が興味をそそる。でも前に読んだなと思われる文章が・・・・仕方ないんだろうな2009/12/12

メイプル

2
野球が題材ですが、話の応用は野球に限ったことではありません。一部の選ばれた人たちの中で半世紀に渡り活躍して来た人のコトバには重みがあります。2009/06/02

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