出版社内容情報
判型：４－６
北京五輪、チベット問題、毒餃子などで渦中の中国。本書は中国人に対しての”驚・怒・愛・楽”な出来事を約９０種、集めたエッセイ。中国に在住中＆関わり歴の長い著者４人の抱腹絶倒エピソード満載です。
内容説明
何年暮らしても、続々出てくる隣人たちのなんだこりゃ～！？驚愕の体験を、エッセイとコミックで、一挙大公開。
目次
驚（「車優先」の交通ルール！？；路上経済～道あるところ商機あり ほか）
怒（偽ブランド品の今；科挙博物館でカンニング法を伝授！？ ほか）
愛（目に入れても痛くない！愛犬家の日々；毛沢東が長寿ブランドに！ ほか）
楽（墓参りは明るく！；オシャレのセンスは広範囲 ほか）
著者等紹介
須藤みか［スドウミカ］
フリーランスライター。出版社勤務を経て、１９９４年上海へ留学。北京にある中国国営出版社勤務ののちフリーランスに。２００３年から１年半は香港にも滞在。現在は上海在住
原口純子［ハラグチジュンコ］
１９９３年より北京在住。北京＆中国のライフスタイルをテーマに取材・執筆を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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みーなんきー
26
中国に暮らす著者の須藤さんが、慣れてはきたもののまだびっくりする中国の人々の行動を、ひとつひとつ描写＆分析している。パジャマで外を歩く人、暑い時に上半身裸の男性陣、携帯のファミリー割引のために隣人にペアを組もうと声かける文化、などなど。法律や人目よりも、自分がどうしたいか、を優先している。皆がそれをやれば社会は大変な事になるのだが、受ける側も、またその分他人に対して寛大だ。日本とは違う独特の文化がはびこっている。本で読むには面白い。2017/03/07
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2016/09/27
鵞鳥
2
地味にリアル2013/03/20
ワタナベ読書愛
0
2008年発行。北京オリンピックや2010年の上海万博の影響で大きく変わっていく都市部や、便乗した商売や開発。貧富の格差が露骨に表れる人々の生活。中国に長年暮らした著者たちが体験したカルチャーショックを面白おかしく漫画と写真で紹介。中国、という巨大な国で、いかに多様な人たちがそれぞれの主張を通して生き抜いているかがわかる。この本では笑いや怒りのネタになったとんでもない中国人もあり、心温まる素敵な中国人もあり、何度読んでも理解できない中国人もある。同じような見た目なのに中身が全く違う。アジアの奥深い面白さ。2021/03/31
