内容説明
UNDP(国連開発計画)のアジア唯一の親善大使・紺野美沙子が10年間に体験した、真の豊かさと貧しさを語るエッセイ。
目次
カンボジア
パレスチナ
ブータン
ガーナ
東ティモール
ベトナム
モンゴル
著者等紹介
紺野美沙子[コンノミサコ]
慶応義塾大学文学部卒。1980年NHK連続テレビ小説「虹を織る」主演。テレビ・映画・舞台に活躍する一方、著作活動も行い、サイエンス・エッセイ「空飛ぶホタテ」では日本文芸大賞女流文学賞を受賞(95年)。1998年、国連開発計画(UNDP)親善大使の任命を受け、国際協力の分野でも活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こすもす
2
女優の紺野美沙子さんが親善大使として訪れた国々を紹介している。 カンボジア パレスチナ ブータン ガーナ 東ティモール ベトナム モンゴル 楽しい国々とは言えないような国ばかりだ。 そのなかで庶民は明るく逞しく生きているとは書かれてあるが 厳しい様々な現実にため息が出た。 2023/12/02
てんちゃん
2
以前、勧められて買ったものの、積んだままにしてしまっていた本です。でも、読んでみたら、とてもいい本でびっくり。ちゃんと買ってすぐに、読めば良かった。紺野美沙子さん、素直で明るくてとても素敵な人ですね。UNDPの親善大使になられたことに、納得いきました。発展途上の国の明るい未来を信じて、ちょと関心を持つ、出来ることを少ししてみる。深刻に考えすぎるんじゃなくて、肩の力を抜いて考えてみようって思いました。2014/07/09
舞夢
2
それぞれの国の12歳の子へのインタビュー頁が興味深かった。誕生日をだれも知らない国、うれしかったことや悲しかったことはみんな一緒なんだと感じたり、なにより食事に関心。自分の食欲反省・・・2012/01/26
Nakamura Chinami
1
何をするにしても使える選択肢が多くて迷うて本当に恵まれてることなんやなて思た。フェアトレードに関わりたいてこと思い出さされた!!2012/06/04
ゆりまろ
1
2年前からずーっと読みたかったんだなあ。紺野美沙子の明るさはやっぱりトットチャンに通ずるなあ。カンボジアの子は誕生日を知らない。パレスチナの子は戦争に近い。ガーナの子は銀行支店長を目指している。2010/05/22