内容説明
マサキはゴールデン・レトリバーのキッドを愛情込めて育てていたが、ある日別れの時がやってきて…。動物と共に生きる人たちへ。
著者等紹介
山川健一[ヤマカワケンイチ]
小説家。1953年7月生まれ。早稲田大学在学中より執筆を始め、1977年『鏡の中のガラスの船』で「群像」新人賞優秀作受賞。以後、次々に作品を刊行。著書は100冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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馨
18
犬はどうしても人間より先に逝ってしまう、その悲しみは計り知れないのになんで人は犬を飼うのだろう。犬との時間は本当にかけがえのないものです。2015/09/20
舟華
4
優しい空気の流れる本。金魚以外命あるものを飼ったことはないけれど、一緒に過ごしている人には家族と一緒なんだよね。オリジナルの「虹の橋」は著者不明らしいんだけど、こうやっていろんな風に書き継がれていることが愛されている証拠なのかな。2015/11/07
kisametan
2
ウチにいる10歳のビーグルのことを思いながら読みました。いつか、そう遠くない将来、お別れしなくてはならない時が来るんだな~という胸の痛みを感じながら読みました。2011/02/06
アイルトン
1
この悲しみを完全に癒すことはできないけど、少し心が軽くなりました。 またいつか会おうね。それまで待っててね。 2021/08/08
wankousan
1
何度も哀しい体験をしているので想い出して切なくなった。家族に迎え入れた時からお別れはカウントダウンされていく。頭ではどれだけ理解していてもいざ現実となるといつも深い哀しみにくれてしまう。2021/07/29