内容説明
食の安全は農業の再生から耕す楽しさ、実る喜び、食べる嬉しさ―当たり前の暮らしに学び、百年先を見据えた「食」のありようを考える。
目次
第1章 食べること―命の支えとして(「何をなしてか我はくらへる」;「大の男」として厨房に入らず;『もの食う人びと』を読む ほか)
第2章 生きること、働くこと―松井浄蓮のことばを中心に(もうひとつの生涯―虚業と正業について;浄蓮のことば(一)―当たり前の暮らしの流儀
浄蓮のことば(二)―土に生きる者の誇り ほか)
第3章 遺すこと―次代へ送る(農業の役割を問う―自給せよ、せめて米;「志」をもつ国―ブータンにて;老いと死についての断章)
著者等紹介
渡部忠世[ワタベタダヨ]
1924年、神奈川県生まれ。京都大学農学部卒業。京都大学名誉教授。京都府立大学、鳥取大学、京都大学各農学部、放送大学教養学部で教え、また京都大学東南アジア研究センター所長を長く務める。アジアの米や稲作についての調査・研究を行ってきた経験から、日本の農業の衰退に警鐘を鳴らしつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タケチャン
0
大学の先生をされていた方の著書。ある種の諦観を持たれている感じ。2013/08/10
Humbaba
0
効率化によって生産量が拡大し、人口が増える。多くの人が産まれて、また、なくなる人が少なくなるというのは喜ばしいことであるのは間違いない。ただし、それを支える環境ができていない状態でただ人口だけが増え続けているというのは危険なことである。しばらくであれば環境を犠牲にしながら生産量を増やせるかもしれないが、そのような犠牲を強いるやり方は続けられるものではなく、別の方法で食をつないでいく必要が出てくる。2026/05/06




