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オババの森の木登り探偵

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093876636
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ケータイ配信で大人気。野外ミステリー小説

鎌を持ったオババと悪ガキたちとの飽くことなき逃走劇。あれから20数年……都会に奇跡的に残る「オババの森」は、彼らの思い出が詰まったタイムカプセルになっていた。 主人公・中里翔平もかつてこの森で遊んだ悪ガキのひとり。いまは森の管理人としてツリーハウス(樹上の小屋)で寝起きしている。小学生の女の子を相棒に、近所の珍事件を解決する探偵でもある。そんなある日、オババの森を蹂躙する重機の音が響いた!  睡蓮鉢の小宇宙を観察する少女、夜は銀座のクラブで働く女性ナチュラリスト、クチボソを釣る謎の老人、森とともに生きてきたオババ……個性的な登場人物たちが織りなす野外探偵ミステリー小説。

内容説明

森の管理人としてツリーハウスに寝起きする中里翔平。ちょっと情けない、ご近所の珍事件を解決する探偵でもある。ある日、彼の住む「オババの森」に開発の魔手がしのびよる…ケータイ発・野外ミステリー小説。

著者等紹介

平野肇[ヒラノハジメ]
作家・音楽家。1951年東京生まれ。大学在学中にドラム奏者としてプロ活動開始。様々なアーティストのライヴやレコーディングに参加。以後、作詞、小説、旅のルポなど活動を広げる。現在は文筆業と並行して、ギター、ブズーキ、打楽器奏者としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1039kuri

8
なんだか時間がかかってしまった。主人公に感情移入できない上に、ビジュアルも想像できなかった。いっそ、ものすごいハンサムさんとかいう設定だったら違ったかも。+せっかくおもしろそうなキャラクターがいるのに、そこから話が広がっていかなかったような。。。 ひょっとして青少年向け?だったのかしら?ものすごく人畜無害なお話でした。2013/07/08

toshi

7
旅行代理店のサラリーマンの翔平が、幼いころ遊んでいた近所の森の管理人をすることになる。 その森に遊びに来る小学生の奈々と彼女の母のマリエ、一緒に遊んだ幼馴染の大倉と貫二などと繰り広げられる物語。 やがてそれは大きな流れとなって行く。 私も子供のころは学校の裏の森の中で遊んだからかなり身近に感じられた。 後半のストーリ展開はちょっと御都合主義なところもあるけれど、面白かった。 おしゃまな奈々ちゃんが良い味出してる。 2014/12/27

bunboo

4
ずっとそこにあった森はツネさんの家そのものなんだとか。そこの管理人を任された翔平はツリーハウスを作り、森で暮らすことになる。東京のど真ん中にあるその森を守りたいマリエ、奈々、翔平vsそうではない人たちの攻防がスリリングでおもしろかった。2021/09/15

ロバくん

4
タイトルと表紙が気になり読んでみました。結構好きな作品でした。主人公の翔平やオババのようにひとり森で暮らすことに、ある種憧れますが、蚊に虫、へびなどが多いということなので、ちょっと無理・・・。内容も面白く、温かく、楽しめましたので、作家の平野肇さんという名前を頭の片隅に記憶します。2017/11/26

ゆう

3
図書館本。ほっこり系かと思いきや意外とシビアな話だった。都会のど真ん中に自然があるのって素敵だとは思うのだけど、世間からしたらやはり反対運動とかが多いのだろうなぁ。奈々と探偵さんのやりとりはよかったけど、なんだかこう盛り込みすぎで上手くいかせていない感じがあった2017/05/02

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