内容説明
「加津ちゃん、私、ダンス教室始めるわ!」不自由な身体で、なぜ、娘は表現者をめざすのかと疑問に思っていた母親は、ある日突然、はじけたように、自分でもやってみなければと決意する。四世代同居の家族や社会のなかで、悩み苦しみつつも、娘のアイデンティティーを認めながら、ともに生きようとする姿が率直に語られる。
目次
第1章 娘の死を願ったころ(誕生と宣告;抱っこもおんぶもできない ほか)
第2章 子どもの尊厳(病院通い;小学校に入学 ほか)
第3章 娘の挑戦(娘の演劇熱;交通事故に遭う ほか)
第4章 四世代同居のなかで(私は天然記念物?;チベットの魔法にかかる ほか)
第5章 生きる勢い(知的好奇心に火がついた;好奇心は年齢に比例する ほか)
著者等紹介
森田登代子[モリタトヨコ]
大阪府教育委員会指定技能連携校ピースポット高等学院校長、大阪樟蔭女子大学非常勤講師、国際日本文化研究センター共同研究員。家政学博士、庶民生活文化史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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