出版社内容情報
英語改革論の謬見を正し、克服策を提示する
英語学習に関する従来の常識のウソを暴き、なぜ日本人の英語力が弱いかを解説しつつ、他方で、音読と多読による徹底的な入力重視の観点から、本物の英語力を身につけるための具体的な学習法を提示した実践的教育論。
常識38のウソとマコト
目次
第1部 日本人の英語力の実際について(最近の日本人、特に若い人たちは物怖じしないせいか、ずいぶんスピーキングはうまくなりましたね。;日本人は英語の知識は十分もっている。ただ恥ずかしがりやなだけだ。;英語はしょせんはコミュニケーションの手段、意味が通じればいい。 ほか)
第2部 具体的な英語の学習法について(百人いれば百通りの学習法があると思うのです。;英会話力をつけるためには英会話やオーラル・コミュニケーションの授業を増やせばよい。;間違いを恐れずにどんどんしゃべること。積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度こそ大切だ。 ほか)
第3部 今後の英語教育について(小学校から始めれば上達する。;ゆとりが大切だ。子供は音を上げているではないか。;英語を公用語化すれば日本人の英語力は向上する。 ほか)
著者等紹介
近江誠[オウミマコト]
1941年静岡県生まれ。南山大学英語学英文学科卒業。愛知県立時習館高校教諭を経て、フルブライト留学生として渡米。ボール州立大学、インディアナ大学大学院で「演劇・スピーチ学」を専攻、修士号を取得。1988年コロンビア大学客員研究員。南山短期大学教授、日本コミュニケーション学会会長。名スピーチや名せりふを解釈し、その人の気持ちになりきって朗読させるという独自のメソッドは、学生のTOEFLの点数を2年間で飛躍的に向上させる効果を生んでいる
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