踊るコンテンツ・ビジネスの未来

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093875349
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

コンテンツ・ビジネスの要諦が1冊でわかる

 政府の「知的財産戦略推進計画」の柱として注目を浴び、産業として今後の拡大が期待されているコンテンツ・ビジネス。本書は、取引形態の多様さや権利関係の複雑さなどから、一般的にはまだ広く知られていないこの言葉の意味をわかりやすく解説。また、同時に「踊る大捜査線」、「ジブリアニメ」、「ポケモン」のトップ・プロデューサー・インタビューも緊急収録! キー・パーソンのインタビューを交えながら、日本のコンテンツ・ビジネスの現場をレポートする。今現在、最先端の現場ではどのようなことが起こっているのか? そこでの最大の障害は? 将来の展望は…? 学生からプロの方まで、この1冊でコンテンツ・ビジネスの要諦がわかる最新情報も満載の必読書。

内容説明

「踊る大捜査線」「ジブリアニメ」「ポケモン」のキー・パーソンが見つめる次世代とは。ベストセラー『ポケモン・ストーリー』のコンビが次世代ビジネスの現状と将来の展望を解説。

目次

第1章 トップ・プロデューサー・インタビュー(鈴木敏夫(スタジオジブリ事業本部本部長)
亀山千広(株式会社フジテレビジョン映画事業局局長)
石原恒和(株式会社ポケモン代表取締役社長CEO))
第2章 知財立国とコンテンツ・ビジネス(「たかがコンテンツ産業」から、国家戦略産業へ;知的財産権とコンテンツ・ビジネス ほか)
第3章 世界のコンテンツ・ビジネス(アジアのコンテンツ熱風;アメリカのコンテンツ産業 ほか)
第4章 コンテンツ・ビジネスの課題(ソフト産業とハード産業の融合とデジタル・モラル;コンテンツ・ビジネスの二つの側面 ほか)
第5章 コンテンツの時代(付加価値ビジネス;いきがいとコンテンツ・ビジネス ほか)

著者等紹介

畠山けんじ[ハタケヤマケンジ]
1954年生まれ。中央大学法学部卒。河鍋暁斎研究会会員、日本フェノロサ学会会員。内田百〓(けん)記念文学賞優秀賞

久保雅一[クボマサカズ]
1959年生まれ。早稲田大学教育学部卒。1983年小学館入社。『コロコロコミック』副編集長、キャラクター企画室長などを経て、1998年よりキャラクター事業センターセンター長に就任。1998年にエグゼクティブプロデューサーを務めた劇場映画『ポケットモンスター』は、米国で公開された日本映画として過去最高の興行収入を記録。現在、小学館ミュージック&デジタルエンタテイメント企画・契約担当取締役、小学館プロダクションメディア事業局ゼネラルプロデューサー、よしもとデジタル・エンタテインメント取締役を兼務。また、知的財産戦略本部コンテンツ専門調査会委員、エンタテインメント・ロイヤーズ・ネットワーク理事、プロデューサー人材育成支援事業委員会委員、東京国際映画祭実行委員、東京国際アニメフェア2005実行委員なども務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Don2

2
2005年の本。関係者へのインタビューや国内外の政策紹介等を通じ、コンテンツビジネス(CB)の全体像を探る。ポケモンの大成功を受けて政府がCBを産業として認めた話等、ポケモンが驚異的な事例だったことが至る所に見て取れる。CBは"ハード"と"ソフト"の両面を抑えて理解する必要があるとの指摘は目から鱗。当時は記録媒体のCD→HDの移行を受けての発言だったのだろうが、クラウドがこれだけ発達するとまた意味合いも違ってくるのだろう。クリエイティブからハードウェアから法律まで、CBの"総合格闘技"具合がよくわかる良書2020/09/25

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