出版社内容情報
24人の建築家がつくった個性派住宅
いい家は人を癒し、元気にし、夢や想像力を育む。美術作品のように鑑賞して楽しむこともできる。四方をガラスだけで囲まれた家、過酷な自然の中に立つ4メートル角4階建ての家、屋根の上でご飯が食べられる家、ガラスシャッターで壁が全開する家……。安藤忠雄、隈研吾、中村好文、坂茂、川口通正、岸和郎など第一線の建築家24人が、世界でひとつしかない個性的な家を建てた。自分のライフスタイルに合った家を建てたいと思っている人はもちろん、建築やインテリアに興味のある人には必見の書である。
内容説明
デザイナーズマンションから建築家住宅へ。なぜ今、建築家が建てる家が注目されているのでしょうか?それは夢を形にした「世界にひとつしかない家」だからではないでしょうか。好評連載「いいデザインと暮らそう」(『THE GOLD』JCB発行)が、ついに単行本化。
目次
こころが澄む。―中村好文/湘南の家(神奈川県鎌倉市)
自然と対話する。―川口通正/穴居人(東京都)
夢のかたち。―岸和郎/深谷の家(埼玉県深谷市)
白い翳り。―坂本昭/白翳の家(大阪府箕面市)
身近に感じる自然。―竹原義二/箱作の家(大阪府阪南市)
屋根の上で楽しむ。―手塚貴晴+手塚由比/屋根の家(神奈川県秦野市)
気持ちのよい平屋。―横河健/赤堤の家(東京都世田谷区)
自然を崇める。―後藤哲夫/Asian Gate House(沖縄県島尻郡)
爽やかな白い箱。―小川晋一/White Cube(広島県広島市)
清楚なうつわ。―小泉誠/スミレアオイハウス(東京都三鷹市)〔ほか〕
著者等紹介
白鳥美雄[シラトリヨシオ]
写真家。1938年東京都生まれ。60年日本大学芸術学部写真学科卒業。61年松崎プロダクション映画制作部入社。62年月刊『インテリア(JAPAN INTERIOR DESIGN)』入社。69年フリーランスとなる。73年ZOOM設立。88年(87年度)インテリアデザイナー協会協会賞受賞
鈴木紀慶[スズキノリヨシ]
編集者、建築ジャーナリスト。1956年神奈川県生まれ。80年武蔵野美術大学建築学科卒業。月刊『インテリア(JAPAN INTERIOR DESIGN)』、隔月刊誌『icon』の編集部を経て、88年からフリーの編集者として、書籍『住まい学大系』(住まいの図書館出版局発行)の編集を担当、また建築ジャーナリストとして、専門誌や一般誌に寄稿。00年スズキeワークスを設立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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