出版社内容情報
仏陀の言葉が親に自信を与え、子の心を開く
宗教という心の梁を失った日本人。少年犯罪が激増、凶悪化する中で親は子育てに自信を失っている。大学学長であり臨済宗の高僧でもある著者が、是非とも親子で考えてもらいたい仏陀の言葉を噛みくだいて紹介する。
内容説明
子育て、教育、あなたの「生き方」が見えてくる仏教の本。
目次
第1章 人間の尊さについて(人間として生まれるということ;苦しみとしての人間世界;自分だけが頼り ほか)
第2章 社会のなかで(父母との出会い;家庭、そして学校という社会;夫婦、親子、そして嫁姑 ほか)
第3章 大いなるものに抱かれて(宇宙は無限であるということ;すべては縁によって起こる;愚かさを知る ほか)
著者等紹介
西村恵信[ニシムラエシン]
1933年、滋賀県生まれ。2歳のとき、隣村の臨済宗妙心寺派興福寺にもらわれて野田宗寿師の従弟となる。花園大学仏教学部(禅学専攻)を卒業の後、京都東山の南禅寺僧堂に入門、柴山全慶老師の室に入って参禅修行する。60年単身でアメリカに留学。ペンシルヴェニア州ペンデルヒル宗教研究所でキリスト教を研究。帰国後、京都大学大学院に進学して宗教哲学を研究、70年博士課程を修了。以来、母校花園大学の教員として教壇に立つ。2001年花園大学学長に就任、現在に至る
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