出版社内容情報
「寝たきり婆あ」で一世を風靡した著者の「孫育て」第一弾。少子・少孫時代の祖父母のあり方を実体験をもとに書きおろした辛口エッセイ。カリフォルニアに住む自閉症の孫を通して、日米の子育て孫育てを比べてみた。
ベストセラー「寝たきり婆あ猛語録」などで、小気味よい辛口が中高年女性の圧倒的支持を得た著者の書き下ろしエッセイ。本書はアメリカのバークレーに住むミックスの孫、美男の兄バンビ(愛称)とグラマーな妹ジェニファー、彼らの母の智子(著者の娘)、父スティーブ、時々空駆けてくるババ(著者)が織り成す親子三代の日米文化摩擦を含んだ日常が、笑いあり涙ありの辛口ユーモアで語られる。特にバンビが「自閉症」と診断されてからの智子の肝っ玉ママぶりと支えるババとのやりとりが、子育てに悩むママ・パパやババ・ジジに勇気と励ましを与え、門野流「子育て」のおおらかさに安心させられること請け合いです。
内容説明
自閉症の孫との暮らしからいまの日本の子育て・孫育てを考えた!少子・少孫時代の両親・祖父母の必読書。
目次
第1章 娘がアメリカで出産
第2章 日米子育て比較
第3章 子育てをめぐる異文化闘争
第4章 娘のハズバンドとババ
第5章 祖父母がなすべきこと
第6章 孫は自閉症だった
第7章 妹が生まれ、バンビのレジスタンス始まる
第8章 アメリカの子育てサポート
第9章 たくましく育つ個性的な孫たち
著者等紹介
門野晴子[カドノハルコ]
1937年東京生まれ。ノンフィクション作家。’80年から学校教育と子どもの問題の著作に携わる。’91年の実母の介護を機に老人介護、老人福祉の分野で執筆・講演活動を行っている
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