出版社内容情報
ガン告知は是か非か!? 余命半年と診断された父親。絶対病名を知らせないと「非告知」の選択をした家族。以来、3年近く必死に病気と闘い、充実した日々を送り、息をひきとるまでの父親と家族の感動の愛の記録。
長年、国鉄・JRを勤め上げた父親の身体に、平成8年2月ガンが発見された。医師の診断では余命半年だった。4年前に医者だった義姉をやはりガンで亡くしたこともあり、父親には絶対病名を知らせないと家族で決めた。 以来、3年近く家族全員で必死に病気と戦い、充実した日々を送り、昨年10月息をひきとるまでの感動の記録。告別式は14日、奇しくも鉄道記念日だった。 著者は言う「生きることに、希望は絶対必要だ。生きたいという欲、生き延びられるという希望、これは何よりの薬なのだ。告知されて物分かりよく最後を迎える人達は、達観したのではなく、諦めたのだ。それが人間らしい生き方と言えるだろうか?」
内容説明
ガン告知は是か非か?感動的家族愛の記録。
目次
第1章 恐ろしい事実
第2章 告知しません
第3章 新しい生活
第4章 刀事件
第5章 忘れ得ぬ旅―四国路
第6章 喜びの春
第7章 命燃ゆる秋―虹を追って
第8章 晩秋
第9章 幸せの終焉
第10章 永遠の一瞬
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- 和書
- 表現権理論の新展開