ボクらが起こしたFの奇跡―横浜FC誕生秘話

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ボクらが起こしたFの奇跡―横浜FC誕生秘話

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093872874
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

出版社内容情報

合併で消滅したJリーグ横浜フリューゲルスのサポーターたちは幾多の困難を乗り越え、日本初の市民参加型プロサッカーチーム横浜FCを作った。その中心となって活躍した著者がチーム設立までの苦闘を初めて明かした感動のドキュメント。

 98年秋、Jリーグの横浜フリューゲルスは、横浜マリノスとの吸収合併により、チーム消滅の危機を迎えました。フリューゲルスのサポーターは、チーム存続に向けて立ち上がりました。存続のために集めた署名は45万人に達し新チーム設立のための基金は6700万円にも上ったのです。99年元旦。チームはそんなサポーターの熱い想いに押されるように、天皇杯優勝を遂げました。その間、存続の望みがなくなった状況の中で、サポーターの有志は、新会社を設立。今度こそ、企業に頼らない市民の、市民による、市民のためのチーム作りを目指したのです。その熱意が日本サッカー協会を動かし、JFLに準会員ながら参加が認められ、99年4月25日、新チーム横浜FCとして、最初のキックオフを迎えることになります。単なる一サポーターにすぎなかった著者は、ひょんなことから、運動に加わり、チームの新会社の代表にまでなってしまいます。本書は自分の全財産まではたいて、自分たちの手で、プロサッカーチームを作ろうとした著者とその周辺の人々の苦闘の物語です。なお、本書の印税はすべて、横浜FCの運営に当てられます。

内容説明

横浜FCは母体企業を持たない、ソシオという制度を基盤にすえた市民プロクラブです。これは日本で初めての試みであり、横浜FCの成否がこれからの日本のスポーツ界の行方を占うといってもいいかもしれません。

目次

第1章 平成11年4月25日13時5分キックオフ
第2章 フリューゲルスが教えてくれたサッカーの魅力
第3章 チーム消滅
第4章 市民の、市民による、市民のためのチームを
第5章 横浜FC誕生
第6章 終わらせない夢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YokoR2

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奇跡とは銘打ってあるけど、やはり著者をはじめとする皆さんの力で勝ち取った「奇跡」なんだと思う。そのチームに今奇跡の男、カズがいるなんて、なんかステキだ!2016/07/22

ハローCZO

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横浜フリューゲルスの消滅から横浜FCの誕生を、横浜FC初代代表取締役・辻野臣保さんの視点で描いた一冊。 当時から15年経った2013年にこの本を読んだ訳だけど「ファンをおいていく合併」だの「J2での存続は考えられない」だの企業主導過ぎて今では考えられない悲劇なんだなと改めて感じた。 その渦中での辻野さんの奮闘は読んでて応援したくなるもので、時は経ったとは言えサッカーファンにとっては良くも悪くも共感できる本だと思う。 ただ横浜FCが市民クラブとしての第一歩を歩み始めた時点で話が終わってるので、誕生後から今に2013/03/23

フク

0
2008年に読んだ書籍

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