地域連携がまち・くにを変える―21世紀をひらく地域からの挑戦

地域連携がまち・くにを変える―21世紀をひらく地域からの挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093872669
  • NDC分類 318
  • Cコード C0060

出版社内容情報

「全国総合開発計画」(全総)の一端にある「地域連帯計画」構想。地域が主体性と自立性を保ちつつ、市町村間や県境の垣根を超えて効率的な地域づくり、豊かな地方の時代を実現しようとする、新クニ作りの提言。

人口と産業の大都市圏への過度の集中を是正し、国の均衡ある発展をめざした国土庁の「全国総合開発計画」(全総)の一端に「地域連携軸」構想があります。これは、複数の地域が県境を超えてまとまり、「連携軸」を形成しつつ、相互の機能分担、諸施設の効率的配置、地域産業の振興、そして新しい文化の創造をめざしたものですが、本書は、その連携軸構想の推進を意図して企画したものです。 全体は三部構成で、第(1)部と第(2)部は、それぞれ、「いま、なぜ、地域連携か」「地域連携推進のための提案」で、いわば理論編であり、第(3)部は「地域連携軸形成に向けた挑戦と実験」と題して、全国各地域の連携への取り組みが具体例を挙げて紹介されています。防災の問題、ごみ問題、川の上流地域と下流地域等、さまざまな分野での実践例が掲載されています。 日本を再び活性化するために、中央からの呼びかけではなく、日本列島の全市町村が手を結んで、新しいくにづくりをしようとする提言の書でもあります。

内容説明

“くにづくり”という平仮名言葉を使って、日本全体をみんなで良くして行こうという合い言葉を提案していきたい。それは、「参加」「複合」「ソフト」といった要素を含んだものであり、市民、地方公共団体、中央政府、民間団体などがパートナーシップ方式で豊かな「まち」「くに」をつくろうというものである。

目次

第1部 いま、なぜ、地域連携か
第2部 地域連携軸形成に向けた挑戦と実験(各地域での地域連携軸形成の動き;各分野での地域連携の取り組み;地域連携のための交流拠点施設づくり;交流連携のためのネットワークづくり)
第3部 地域連携推進のための提案

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