出版社内容情報
昭和30?40年代を小学校で過ごしたアナタへ贈る、懐かしい「学校」にまつわるちょっと怪しいモノ、ヒト、エピソードの数々。この本の中できっとあの頃の元気な自分に会えるはずです。高度成長時代を跡づける研究書としても、高い評価を受けています。
本書は、大人も子どもも元気だった高度成長時代(昭和30年代後半?50年代前半)に大量に生み出された子どもグッズに焦点をあて、「いったいあれはなんだったんだ」という疑問に答えます。アーム筆入れ、レモン石鹸、フラッシャー自転車、デコレーション学習机、ピアニカ……時代が生み出した「過剰」なモノどもについて、開発者へのインタビュー、実際に使っていた人へのアンケート、文献調査などによって、その全貌を明らかにしていきます。本書に登場するグッズはどれも懐かしくオカシイモノばかり。「あった!あった!」と叫ばずにはいられません。寄せられたアンケートや著者の記憶によるエピソードも充実。話のネタとして、読み物として、時代の証言として、えがたいものとなっています。そして、本書に収録した無数のモノやコトを重ね合わせていくことで、「いったいあれはどんな時代だったんだ」ということが浮き彫りにされていきます。不安ばかりが肥大化し未来を人質にとられたような毎日、少年時代の大半を過ごした小学校の暮らしを跡づけ、思い出すことで自分史の一貫性を回復し、等身大の自分を再発見するきっかけとして、つかのま本書と戯れていただければ幸いです。
目次
通学路
教室
特別教室
給食室
校庭
保健室
教室
図書室
放課後
学校歳時記
感想・レビュー
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ほっそ
bluemint
ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね
キートン
羊男