出版社内容情報
野茂投手が大活躍しているメジャーリーグのドジャーズキャンプに、ノンフィクション作家・佐山和夫氏がのりこみます。59歳の著者が流した汗と、激しい筋肉痛は、読者にアメリカとはどういう国かを伝えます。
野茂投手はなぜドジャーズで活躍できたのか。なぜアメリカは野球が盛んなのか??そんなテーマが、本を読み進むうちに理解されてくる本です。 ベーブ・ルース学会の会員でもある著者の佐山和夫氏は、数々のメジャーリーグを扱った作品があるほど野球通です。“野球横好き”と自認するノンフィクション作家は、59歳という野球人生の節目を意識して、ベロビーチのドジャーズキャンプに出かけます。ラソーダ監督や、レジー・スミス、スティーブ・ガービーら、元大リーガーの指導を受けながら野球にうちこむ至福の時間。著者は野球の後ろにあるアメリカの文化、アメリカで暮らす人々のコミュニケーションのとり方、そしてアメリカとは何かと考えていきます。日本人の野球がドジャーズで新人生を獲れた理由も分かるような気がしていきます。 ちょうど一年遅れて、野茂と同じピッチャーズマウンドに上がった著者。元大リーガーとの試合で、すばらしいヒットも打ちます。まるで自分が野球をやったように、著者と感激が共有できる本です。 大リーグファン、プロ野球ファン、草野球ファンに“アメリカ野球を最高に楽しむ方法”が書かれています。
目次
第１章 「ドジャーズ」のキャンプ地へ
第２章 ウェルカム・トゥ・ドジャータウン
第３章 全員集合の日曜日
第４章 月曜日
第５章 月曜日、試合
第６章 トム・ラソーダ
第７章 火曜日
第８章 ドジャーズ・ファミリー
第９章 水曜日
第１０章 ダブルヘッダー
第１１章 ダブルヘッダー二試合目
第１２章 大リーガーたちとの試合
第１３章 オーランドのホテルで
第１４章 ブルーのＴシャツ
