凛として咲く華

凛として咲く華

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093871907
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

社会福祉の道一筋に歩んできた著者が、大学、仕事、暮らしのなかで出会った人々の生き方に自分史を重ねて綴る、初のエッセイ。椿、桔梗、バラ……花にたとえて語るそれぞれの人生は、一つの戦後の女性史ともいえる

一九四三年、戦争のさなか、命がけで台湾からひとり渡航して、ようやく日本女子大学に入学したのもつかの間、二年生になると学徒動員が始まり、満足な講義を受けぬまま、敗戦で繰り上げ卒業。もっと勉強したいという気持ちを胸に秘めながら働く。その後、高校教師をへて母校の助手をつとめながら、さらに大学院で社会福祉を学び、現在に至るまで常に福祉分野の第一線で活躍。社会福祉の道をめざし、ひとすじに歩んできた50年。そこにはいくつかの転機があり、その時々に多くの人々との出会いがあった。その出会いこそが、人生を切り開く力となり、大きな支えともなったといえる。著者は「まさに、“出会いの妙”である」と感慨深く語る。大学、仕事、暮らしのなかで出会った人々の生き方を、椿、桔梗、バラ……の花にたとえて綴りながら、自らの半生を重ね合わせて語る、初めてのエッセイ。それは、戦後という同時代を生きてきた女性たちの草の根の歴史でもある。

内容説明

“あなたらしく”“私らしく”生きる―人生の転機、大きな支えとなった出会いの数々…。社会福祉の道を歩んできた著者が自らの半生をふりかえりつつ、個性ある女性たちの生き方を綴った、はじめてのエッセイ。

目次

1 学びの園で(白い佗助を手に―河崎なつ先生;桔梗がお好き―菅支那先生 ほか)
2 仕事のなかで(藤の花に人生を―高田敏子先生;山野に咲く―近藤久子さん ほか)
3 暮らしの合間で(白菊のかおり―荘淑〓先生;花筏の風情―まり千代姉さん ほか)
4 出会いさまざま(読書日記から;私の動物記)

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