溺愛―我が子イチロー

溺愛―我が子イチロー

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093871860
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

一年365日休むことなく練習につき合った小学校時代。フェンスの外から一人練習を見守った中学・高校時代、そしてプロ野球へ。「イチローの望むことを一緒にやる。それが私の人生」と語る父親宣之氏の〃溺愛子育て論〃

2年前、彗星のように登場して、次々に球界の記録を塗り替えたオリックス・イチロー選手。息子・イチローの夢を信じて、常に同伴者として歩み続けた父親・鈴木宣之氏が綴る異色の子育てエッセーです。「一朗、今日からお父さんが毎日野球の相手をしてやろう」〃イチロー誕生ストーリー〃は、小学二年生のある日、父と子の間で交された指切りから始まりました。小学二年生から六年生まで付き合った野球練習。七年間続けた夕食後のバッティングセンター通いと、朝晩欠かさなかった足裏マッサージ。そして、フェンスの外からただ一人見守り続けた中学・高校の野球部練習。これらのすべての行為が一日の休みもなく続けられたのでした。「親父は言葉だけではなく行動でものを言ってくれた」というイチロー選手の言葉が、父親・宣之氏の人柄を簡潔に物語っています。野球に関する専門的知識もない、どちらかといえば質素な生活を送る平均的な父親が、プロ野球選手という目標に向かって進む息子を、背後からしっかりと支え続けたのです。“溺愛”ともいえる我が子への愛情が、どれほど子どもの可能性を押し広げていくかを、この本は、もう一度私達に気付かせてくれます。

内容説明

「イチローの望むことを一緒にやる。それが私の人生」と語り、ともに歩んできた父親・宣之氏の溺愛子育て論。

目次

第1章 大きく生まれて、もやしのように育った
第2章 足揉みがわだかまりをときほぐした
第3章 「私もイチローも生かされている」
第4章 入学直後、職員室へのりこんだ
第5章 バックネット裏が私の“指定席”
第6章 「お父さんはもう何も言わない」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もとむ

28
イチローのお父さんが、息子の野球の練習に365日付き合い、高校在学中にオリックスにドラフト4位指名、プロ三年目にシーズン210安打を記録するまでが描かれている。「野球が好き、プロ野球を目指したい」という気持ちが、小三の頃から全くぶれてない。元々の才能もあったのだろうけど、やはり「好き」の力と「継続する力」こそが、人をここまで突き動かすんだなあと、改めて思った。そんなに何かを好きになれる人、僕もほぼ会ったことない。僕自身も経験的に思うけど、やっぱり心から好きなものを見つけたら、それだけで人生は大成功ですね。2025/05/13

ココアにんにく

1
図書館リサイクル本。日本野球史最高選手イチローの生い立ちから95年オリックス優勝の年までの記録。偉人伝。3歳10カ月プラスチックバットで野球を始め、ソフトボール大会、指きりげんまん、伊勢山グラウンドでの3時半からの練習、バッティングセンター、少年団、中学、名電高校、オリックス。イチローエピソードで断片的に聞いていたことが一本につながる。父の愛情が行間からあふれる。そして魅力的な文章(編集とライターさんの力?)。2015/08/02

green herb

1
イチローのお父さんによるイチローの幼少期からプロに入って数年までの回顧録です。一見不思議に見える行動でも、チチローの中では一本の筋が通っています。この父ありてあの息子なんだなあ、と思いました。簡潔に綴られた中にも学ぶべきことが多かったです。2013/02/23

M

1
親がどう子どもに接していくのか、参考になる一冊。 チチローと同じように育てることは、ほとんどの家庭において難しいだろう。けれど、心構えの面では当たり前かもしれないけれど大切なことが多く書かれていると感じた。2013/01/19

雨巫女

1
親子だからだよ2009/04/08

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