出版社内容情報
一年365日休むことなく練習につき合った小学校時代。フェンスの外から一人練習を見守った中学・高校時代、そしてプロ野球へ。「イチローの望むことを一緒にやる。それが私の人生」と語る父親宣之氏の〃溺愛子育て論〃
2年前、彗星のように登場して、次々に球界の記録を塗り替えたオリックス・イチロー選手。息子・イチローの夢を信じて、常に同伴者として歩み続けた父親・鈴木宣之氏が綴る異色の子育てエッセーです。「一朗、今日からお父さんが毎日野球の相手をしてやろう」〃イチロー誕生ストーリー〃は、小学二年生のある日、父と子の間で交された指切りから始まりました。小学二年生から六年生まで付き合った野球練習。七年間続けた夕食後のバッティングセンター通いと、朝晩欠かさなかった足裏マッサージ。そして、フェンスの外からただ一人見守り続けた中学・高校の野球部練習。これらのすべての行為が一日の休みもなく続けられたのでした。「親父は言葉だけではなく行動でものを言ってくれた」というイチロー選手の言葉が、父親・宣之氏の人柄を簡潔に物語っています。野球に関する専門的知識もない、どちらかといえば質素な生活を送る平均的な父親が、プロ野球選手という目標に向かって進む息子を、背後からしっかりと支え続けたのです。“溺愛”ともいえる我が子への愛情が、どれほど子どもの可能性を押し広げていくかを、この本は、もう一度私達に気付かせてくれます。
内容説明
「イチローの望むことを一緒にやる。それが私の人生」と語り、ともに歩んできた父親・宣之氏の溺愛子育て論。
目次
第1章 大きく生まれて、もやしのように育った
第2章 足揉みがわだかまりをときほぐした
第3章 「私もイチローも生かされている」
第4章 入学直後、職員室へのりこんだ
第5章 バックネット裏が私の“指定席”
第6章 「お父さんはもう何も言わない」
感想・レビュー
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もとむ
ココアにんにく
green herb
M
雨巫女