ほくほくおいも党

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093867603
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

お父さんに家族との対話を要求します!

高校三年生の千秋は、父と兄との三人暮らし。左翼政党員の父は、勝てない選挙に出続けて六年。兄は父の出馬をきっかけにいじめられ、引きこもりになった。母は同じころ家を出た。政治と政党に没頭し話の噛み合わない父だが、千秋は対話をしたいと願う。
すれ違う三人の家族を中心に、左翼政党員を親にもち風変わりな名前の自助サークルに集う「活動家二世」たち、震災のボランティアをきっかけに政治活動に出合う青年、高校の生徒会長選挙のドキュメンタリーを撮ることで新たな視点を得る高校生──それぞれの姿を家族の物語とともに描く全6話。

わたし選挙権の話なんてしてないじゃん。話聞いてよ──「千秋と選挙」
母の言葉とわたしの言葉はちがうのに、わたしは母の言葉を借りてしまう──「佐和子とうそつき」
どっちもそのひとで、どっちも親子の本当じゃん──「和樹とファインダー」
ボランティアって素晴らしいと思ってん──「康太郎と雨」
親父は結局、子どものことなんて考えてないんです──「健二とインターネット」
話すことを諦めたら、わたしはお父さんを憎んで、憎んで憎んで、死んでほしいと思っちゃうかもしれない──「千秋と投票日」

【編集担当からのおすすめ情報】
本作は著者が大学の卒業制作として執筆した同名の小説を基にしています。登場人物を増やし、それぞれの人生をふくらませ、新たな物語が誕生しました。
WEBの小説誌「STORY BOX」での連載時は、毎号圧倒的なアクセス数を記録しました。連載終了後、さらにブラッシュアップを重ねています。
政治をエンタメとして描くことに新人作家が挑んだ意欲作、ぜひお読みください。



【目次】

内容説明

「お父さんに家族との対話を要求します!」『救われてんじゃねえよ』で注目の新鋭がいよいよ放つ次世代家族小説。左翼政党員の父と「活動家二世」の娘が繰り広げるひと夏の選挙戦。

著者等紹介

上村裕香[カミムラユタカ]
2000年佐賀県佐賀市生まれ。京都芸術大学大学院在学中。22年、「救われてんじゃねえよ」で第二十一回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。25年、受賞作を表題とする短編集を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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shio

21
左翼政党員の父を持てば子は必ず応援すべき?「二世問題」を扱いつつ、掘り下げられるのは親子の絆。親は子を、子は親をどう思っているのか?複雑そうでシンプルな問題。解決するには、向き合わねば。「ほくほくおいも党」は、親子の対話を応援します!修復不可能な深い溝の底から、光が見えた。誰もが正しくて、間違っている。絶望に追い込まないユーモラスな文体が、家族の愛情を信じさせてくれる。口に出せないなら、傷ついていないのか?付いた傷は痛まないのか?親と子の間で、なあなあになりがちなお互いの気持ち、ここではっきりさせよう✊2025/06/14

ねこミー

7
書店で平積みされていて、キャッチーなタイトルと表紙に惹かれ購入。装丁と内容に乖離があるように感じました。2025/07/27

おうさま

5
初上村作品 左翼政党員の父と、半強制的(?)に入党させられる兄妹の 家族の話なのでしょうが、私的にはあまり刺さらなかった 共感できそうな登場人物も見当たらなかったので ちょっと残念2025/07/25

三田郎

2
ふわっとしてるというか地に足ついてないというかそういう人物描写がクセになる なんか好き2025/07/24

riemik

1
ちょっと私には合いませんでした…2025/07/18

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