出版社内容情報
少女たちはソウルで夢を見た。
K-POPデビューを夢見る陽奈と、大学進学する幼なじみに思いを寄せるソユン。日韓のふたりの少女は、それぞれの理由から芸能事務所の練習生としてソウルで暮らし始めた。ブラジル、タイなど各国出身の練習生とのつながりは深まる一方、韓国芸能界の荒波に心と体をすり減らしていく――
K-POP、韓国ドラマ、ヘイトスピーチ、領土問題、南北朝鮮、戦争、植民地。全てを描き抜いた傑作――スケザネ氏(書評家)
現代女性の抱える悲哀を題材とした中編『コークスが燃えている』で熱狂的な支持を得た著者による、初の長編小説!
【編集担当からのおすすめ情報】
日韓ふたりの少女が成長するさまを追った青春小説にして、日韓の歴史をモチーフにした社会派小説でもありながら、やはりSFや純文学、エンタメといった枠に収まりきらない櫻木みわ氏の小説です。著者は、本作執筆にあたって、KーPOP関係者に多数インタビューし、さらには韓国各地での現地取材も行いました。大量の文献収集も含め、日韓関係の知識を蓄えながらも、そこに依拠せず独自の物語を紡ぎました。著者の新たな代表作として、強くおすすめします!
内容説明
K‐POPデビューを夢見る陽奈と、大学進学する幼なじみに思いを寄せるソユン。日韓のふたりの少女は、それぞれの理由から芸能事務所の練習生としてソウルで暮らし始めた。ブラジル、タイなど各国出身の練習生とのつながりは深まる一方、韓国芸能界の荒波に心と体をすり減らしていく…。
著者等紹介
櫻木みわ[サクラキミワ]
1978年福岡県生まれ。タイ、東ティモール、フランス滞在などを経て、2018年に作品集『うつくしい繭』で単行本デビュー。現在は琵琶湖で唯一の有人の島、沖島に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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雪丸 風人
arnie ozawa
煮