アカシアの朝

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093867559
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

少女たちはソウルで夢を見た。

K-POPデビューを夢見る陽奈と、大学進学する幼なじみに思いを寄せるソユン。日韓のふたりの少女は、それぞれの理由から芸能事務所の練習生としてソウルで暮らし始めた。ブラジル、タイなど各国出身の練習生とのつながりは深まる一方、韓国芸能界の荒波に心と体をすり減らしていく――

K-POP、韓国ドラマ、ヘイトスピーチ、領土問題、南北朝鮮、戦争、植民地。全てを描き抜いた傑作――スケザネ氏(書評家)

現代女性の抱える悲哀を題材とした中編『コークスが燃えている』で熱狂的な支持を得た著者による、初の長編小説!

【編集担当からのおすすめ情報】
日韓ふたりの少女が成長するさまを追った青春小説にして、日韓の歴史をモチーフにした社会派小説でもありながら、やはりSFや純文学、エンタメといった枠に収まりきらない櫻木みわ氏の小説です。著者は、本作執筆にあたって、KーPOP関係者に多数インタビューし、さらには韓国各地での現地取材も行いました。大量の文献収集も含め、日韓関係の知識を蓄えながらも、そこに依拠せず独自の物語を紡ぎました。著者の新たな代表作として、強くおすすめします!

内容説明

K‐POPデビューを夢見る陽奈と、大学進学する幼なじみに思いを寄せるソユン。日韓のふたりの少女は、それぞれの理由から芸能事務所の練習生としてソウルで暮らし始めた。ブラジル、タイなど各国出身の練習生とのつながりは深まる一方、韓国芸能界の荒波に心と体をすり減らしていく…。

著者等紹介

櫻木みわ[サクラキミワ]
1978年福岡県生まれ。タイ、東ティモール、フランス滞在などを経て、2018年に作品集『うつくしい繭』で単行本デビュー。現在は琵琶湖で唯一の有人の島、沖島に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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雪丸 風人

11
エンタメの枠を超越した大作。人を偶像化してしまうことの怖さを思い知り、錯覚を糧とする発想には意表を突かれました。翳をはらむ重厚な歴史を感じつつ、新しい世界の眩しさを味わえる凄い作品です。主人公は母子家庭の15歳。塞ぐ心をダンスに救われた彼女が、高い目標を掲げ、未知の世界へ飛び込んでゆくさまを描いた物語です。楽しさと学びが見事に融合されていますね。過酷な芸能界への道、その先の光と影のみならず、ヘイトスピーチや兵役の現場にもフォーカスする驚きの展開に、何度まさかと思ったことか!(対象年齢は14歳以上かな?)2025/06/13

arnie ozawa

1
日本人少女が渡韓しK-Popグループの研修生となる。対日感情、南北の歴史、エンタメ業界の闇、ネット社会、徴兵など、日本とは遠くて近い異国での青春を描き、知っているようで知らなかった韓国の今の社会、若者たちの姿が興味深かった。2025/06/20

0
櫻木みわさんの文体、自分の体液浸透圧と合うようでぐいぐい入ってくる。スラングすら自然に文中に飲み込んで流れていく楚々とした空気感が好き。 Kpopアイドルが題材ときいて少し意外に思ったけど世界各国での居住経験のある作家さんのレンズを通してアイドルの世界を、そして日韓の歴史と文化を見ることができてすこし自分の視点も広がった気がする。人と関わっていて思いがけず自分の生育歴やルーツとのリンクがあった時不思議なご縁、とうれしくなることがあるけれど、櫻木さんの作品にはそういう灯りみたいなものが詰まっている。2025/05/30

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