前の家族

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  • サイズ 46判/ページ数 306p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093866934
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

その物件、購入して大丈夫ですか?

賃貸に住み家賃を払い続けるのか、ローンを組んで終の棲家となるマンションを購入するのか、決断一つで人生の転機が訪れる。
「借金をして家を買おう」。37歳、独身、小説家・猪瀬藍は、中古マンションの購入を決意。夫婦と娘2人の4人家族が暮らす物件を内見し、理想的なマンションに出会えたと契約を結ぶことに。新居での新生活に心躍らす藍。しかし、その先に思いもがけない展開が待ち受けていた・・・・・。マンション購入はその物件だけではなく周りの環境まるごとが自分の世界になるということ。藍の身に衝撃の結末が訪れる。
果たして、その物件に手を出してはいけなかったのか・・・・・芥川賞作家が挑む異色のマイホームミステリー。


【編集担当からのおすすめ情報】
小説家・青山七恵さんが描く、ある小説家の中古物件購入譚。物件購入後に巻き起こる小さな事件を繊細に描写したリアリティーに、これってまさか青山さんの実体験!?と戦慄させられる。じわりじわりと何者かが迫りくるような展開を読者のみなさんにも是非体験して欲しい。中古物件を買うのがちょっと怖くなるかもしれません。

内容説明

猪瀬藍・37歳・女性・独身。「借金をして家を買おう」そう思いついたのは六年前のことだった。果たして、その物件に手をだしてはいけなかったのか…。予想外の展開に背筋が凍る―異色のマイホームミステリー。

著者等紹介

青山七恵[アオヤマナナエ]
1983年埼玉県生まれ。「窓の灯」で文藝賞、『ひとり日和』で芥川龍之介賞、『かけら』で川端康成文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

169
怖い怖い・・マイホームミステリーとあるが、ホラーですよねこれは。タイトルから想像したのとは違う気持ち悪さに最後まで読まされてしまった。37歳独身の主人公・藍が借金して家(中古マンション)を買う事から物語は始まるのだが・・藍にも共感できず、売った方の小林家も意味不明なのだ。私には理解出来ない人たちだった。その後はどうなったのだろう・・2023/08/03

モルク

123
独身37才の主人公藍はローンを組みマイホームとなる築12年の中古マンションを手にいれた。そして前にそこに住んでいた一家が藍に近づいてくる。食事やお泊まりに誘い、ついに藍は半ば居候のような身に。その間にあの家族らは着々と…。ウワーこわっ。次第に取り込まれていく藍。いやー、食事、洗濯…無償でしてくれるそんな善人いないって。藍もぐずぐずせず早く家に帰れ、と藍にもいらつく。この後藍はこれを受け入れたのか、この先どうなったのかが気になる。2023/08/29

まちゃ

99
一言でいえば、不条理ホラー。マンションの売り主の小林ファミリーに支配されていく猪瀬藍のことも、売ったマンションに執着する小林ファミリーのことも、まったく理解できず。終始モヤモヤ感が払拭できない物語でした。後半は三倍速モードで読了。2023/09/18

Karl Heintz Schneider

89
かねてより念願の中古マンションを購入した37歳の藍。以前は同年代の夫婦と、ふたりの幼い娘が住んでいた。引っ越してから、しばらくするとその娘が遊びに来て、次には娘二人が、そして次には母親もやってくるように。すっかり彼らと親しくなった藍は心を許すようになるが実は彼らには、ある思惑があった。青山七恵さんは恐らく初読み。大昔に一冊ぐらい読んだかもしれないが忘れた。じわじわと忍び寄る恐怖、徐々に浸食さえれてゆく心。怖いながらも次に展開が知りたくて一気読み。面白かった!他の著作も読んでみたい。2023/09/21

itica

89
中古マンションを購入した藍は、前の持ち主だった小林一家と関わりを持つようになるが…。何となく予想は付いていたが、こんな身勝手な人がいるのかと憤慨する。まるでクモの巣に掛かった小さな虫がじわじわと絡め取られていくみたいだ。青山七恵さんはこう言ったざわめくストーリーを作るのが非常に上手い。上手いけれど、欲求不満みたいになっちゃう、どうしてくれる?って毎回思うんだよね。 2023/08/15

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