パパイヤ・ママイヤ

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パパイヤ・ママイヤ

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  • サイズ 46判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093866446
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報


【紀伊國屋書店チャンネル】

わたしたちの、奇跡のような一夏の物語

17歳の夏、SNSで知り合ったパパイヤとママイヤは木更津の小櫃川河口の干潟で待ち合わせをして、初めて会った。アル中の父親が大嫌いなバレーボール部のパパイヤと、芸術家の母親に振り回されて育った、写真が好きなママイヤ。二人は流木が折り重なる”木の墓場”で週に一回会うようになり、心を通わせる。
そして、奇跡のような出会いは、二人の夏を特別なものに変えていく――

「なりたい自分だって気がするんだよね、あんたといる時だけ」

少女たちの儚くも輝かしい一夏を瑞々しい筆致で描く、新時代のガールミーツガール小説。







【編集担当からのおすすめ情報】
芥川賞候補作となった『最高の任務』『旅する練習』『皆のあらばしり』などで、いま最も注目を集める実力派の新作です。

内容説明

「なりたい自分だって気がするんだよね、あんたといる時だけ」SNSで知り合ったパパイヤとママイヤは、木更津の小櫃川河口の干潟で待ち合わせをする。流木が折り重なる“木の墓場”で会うようになった二人は、心を通わせていく―奇跡のような一夏を瑞々しい筆致で描く新時代のガールミーツガール小説、誕生!

著者等紹介

乗代雄介[ノリシロユウスケ]
1986年北海道生まれ、法政大学社会学部メディア社会学科卒業。2015年「十七八より」で第五十八回群像新人文学賞受賞。2018年『本物の読書家』で第四十回野間文芸新人賞受賞。2021年『旅する練習』で第三十四回三島由紀夫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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旅するランナー

275
「なんか、なりたい自分だって気がするんだよね、あんたといる時だけ」SNSで出会った、女子高生ふたりの一夏の物語。千葉の小櫃川河口干潟あたりを舞台にした、黄色いものと、海に投げ捨てたサントリー白角2.7リットルペットボトルを探すちょこっと旅。この世界の、なんだろ、美しさに気付かせくれます。まあ、そんな感じに、それだけではないにしろ、近いです。小説が生み出す奇跡を目の当たりにして、夢みたいな気分になれます。えー? 強くなれたってこと? 少しね。2022/10/01

starbro

231
乗代 雄介、4作目です。王様のブランチのBOOKコーナーでも紹介されたので読みました。青春譚群像劇の佳作、芥川賞候補作の「皆のあらばしり」よりは良いと思いますが、インパクトに欠けるので、芥川賞受賞はないと思います。 https://www.shogakukan.co.jp/books/093866442022/05/29

おくちゃん🌹柳緑花紅

118
乗代作品を読むのは「旅する練習」から2作品目。少女たちふたりババイヤ(嫌)とママイヤ(嫌)の、奇跡ばかりがおこった夏、空を黄色の絵の具で描いた少年。「きいれえもん」ばかりを大切に缶に集める所ジョン。一瞬の輝きをカメラで撮る現像予定なしの行為。初めてあったあの日、あの場所、そして、呼び名があんたから親友までの夏の日々。互いに見つけた進む道。この表紙の鮮やかな黄色。これは写真のないアルバム?正真正銘の「きいれえもん」宝物だ。2022/09/11

美紀ちゃん

105
ママが嫌だから「ママイヤ」 パパが嫌だから「パパイヤ」 そういうSNSのハンドルネームの2人。 自転車に乗れるようになったママイヤ。 高校に行っていない? レアな親ガチャ? パパイヤはバレー部。 所ジョンの「きいれいもん」という言い方が好き。 約束をしなくても会える2人。 出会いって不思議。 謎は色々あるけれど、話しているうちにどんどん親しくなって、 過ごした時間は宝物のようになった。 JKってキラキラしているよね。2022/06/21

なゆ

93
読んだの二作目だけど、乗代さん好きかも〜。キラキラ…ではない、めっちゃくすぐったくて“きいれえ”ガール・ミーツ・ガールなお話。2人ともとても大切なものを見つけた夏。そしてまた、待ちあわせ小説(笑)。真っ黄っ黃の装丁もナイス!「ほんとに来たんだね、パパイヤ」SNSで仲良くなったパパイヤ(父親が嫌い)とママイヤ(母親が嫌い)が、海辺で毎週待ちあわせ。黄色い空の絵、ホームレスの所ジョン。いろんな場面場面が映像的で好きだけど、中でもボトルを見つけてから手に取り確認するまでが、なんともテンポよくリズミカルで好き。2022/06/20

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