ミニシアターの六人

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ミニシアターの六人

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093866293
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

スクリーンは奇跡を映す。観客の人生にも。

銀座のミニシアターで、二年前に亡くなった末永静男監督の追悼上映が行われている。二十一年前に公開された『夜、街の隙間』、上映は一週間だけ。最終日前日、午後四時五十分の回。観客は六人だった。
この映画館で働いていた三輪善乃は、公開当時にチケット売場の窓口にいた。山下春子にとっては、大学の同級生と成り行きで観に行った作品だ。自主映画を撮っていた安尾昇治は、末永のデビュー作でその才能を目の当たりにし、道を諦めた過去がある。沢田英和は、この作品に元恋人との苦い思い出があった。誕生日デートのはずだった川越小夏は、一人でスクリーンを眺めている。映画監督を目指す本木洋央は、生物学上の父親が撮った作品を観に来ていた……。
観客たちの人生と、『夜、街の隙間』のストーリーを行き来しながら、出会いとすれ違い、別れを繰り返す日々の中にある奇跡を鮮やかに描く。
『ひと』の著者が銀座という街とミニシアター、そして映画への愛をも描き切った渾身の人生讃歌。


【編集担当からのおすすめ情報】
デビュー前、シナリオを書いていたこともあるという小野寺史宜さんが、ご自身のシナリオをモチーフとして、スクリーンに映し出される物語とスクリーンの前に座る観客たちの世界を描きます。
『ひと』で2019年本屋大賞第2位に選ばれて以降、精力的に作品を発表される著者が、偶然の出会いの中に起こる奇跡に光を当てた新たな傑作です。

内容説明

スクリーンは奇跡を映す。だから映画は人生の栞となる。『ひと』の著者による渾身の人生賛歌。

著者等紹介

小野寺史宜[オノデラフミノリ]
1968年千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第八十六回オール讀物新人賞を受賞してデビュー。08年『ROCKER』で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。『ひと』が2019年本屋大賞第二位に選ばれ、ベストセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

336
小野寺 史宜、3作目です。銀座のミニシアターで出会った人々の連作短編集、著者らしいしみじみとした佳作でした。 映画『夜、街の隙間』を是非観たいです🎬 https://www.shogakukan.co.jp/books/093866292022/02/06

いつでも母さん

255
ミニシアター上映された追悼映画『夜、街の隙間』20代から70代の6人の観客の悲喜交々の人生を知る。間にはその亡くなった監督の息子の人生も挟まれて、読み進むにつれ「あぁ、小野寺さんだなぁ。」と納得してしまう。やっぱり人って、生きるって、映画よりドラマチックだなぁとそんな読後感。いや、小説ですけれど。2022/01/31

モルク

200
映画監督末永静男の死後2年目にして追悼上映が銀座のミニシアターで1週間だけ行われた。ある日の回では観客は6人だけ…その観客の話と上映されている映画「夜、街の隙間」が描かれている。自分もそのミニシアターで映画を見ているような感になる。映画のストーリーと6人の話が絡まり不思議な感覚に。監督の息子たちのエピソードも程よく混じり、何気ない中にも魅せるものがある。2022/10/12

fwhd8325

199
この物語の中に、この映画館で上映されているから見に来たというような意味が何回か出てきます。確かに、ミニシアターには、そういう傾向や嗜好があって、それを楽しんでいた時代もありました。映画というのは見たときの自分自身の環境などが大きく影響します。とっても繊細な物語だと思いました。2022/05/08

ウッディ

198
とある映画監督の追悼として銀座のミニシアターで上映された一本の映画「夜、街の隙間」に足を運んだ6人の観客の人生模様が描かれる。待望の妊娠、恋の始まりと終わり、夢をあきらめた瞬間、人生の節目の時に観た一本の映画は、夜の銀座の人間模様を描いた映画の内容のように、自分の人生とゆるくリンクし、懐かしさと切なさで胸がいっぱいになる。あの時、何かが違っていたら、今の自分はなかったかもしれない、そんな多くのピースの一つとして一本の映画がある。ジャズの調べの中で描かれる物語は素敵な雰囲気で、余韻が残る作品でした。2022/05/18

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