内容説明
遠足、臨海学校、夏祭り、運動会。缶蹴りに汽車ごっこに稲架け遊びして、いなご獲りへ。押しくらまんじゅうのあと雪合戦から帰って、掘り炬燵に直行…。友だちといたずらしたり喧嘩をしたり、ほのかな恋ごころを抱いたりもした郷愁の時代―。少年時代をテーマに安藤勇寿と森詠が異色の合作コラボレーション。
著者等紹介
安藤勇寿[アンドウユウジ]
1951年栃木県佐野市(旧・田沼町)生まれ。「少年の日」をテーマとして、緻密な鉛筆画で郷愁あふれる作品を描き続けている。95年「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」入賞。02年5月5日、故郷に安藤勇寿「少年の日」美術館を開館
森詠[モリエイ]
1941年東京都生まれ。二歳半の時に栃木県大田原町(当時)に疎開し、青春時代まで過ごす。東京外国語大学を卒業後、78年『黒い龍』で作家デビュー。スパイ小説から警察小説、歴史小説、児童小説、青春小説まで幅広く活躍している。82年『燃える波涛』で第一回日本冒険小説協会大賞「感謝感激大長編賞」受賞、95年『オサムの朝』で第十回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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