出版社内容情報
作曲家武満徹を次代に伝える写真と声の録音
音楽写真の世界の第一人者、木之下晃氏は、20世紀を代表する作曲家の武満徹を1970年代から1996年に武満が亡くなるまで、30年近く撮り続けてきました。武満徹の音楽が生み出される現場を捉えた数々の写真と、武満徹が自らの青春時代、作品の創造を語った貴重なインタビュー「武満徹、青春を語る」(1984年NHK放送)ほか、武満デビュー作「二つのレント」(園田高弘)、編曲作品「枯葉」(ユーシア弦楽四重奏団、2004年新録音)、遺作「エア」(オーレル・ニコレ)の3曲、「武満徹全集」とは別の貴重な音源、歴史的録音を収録したCD付き写真集です。上製のケース入り、写真集とCDのセット、武満音楽のファンには待望の一書となるはずです。
〔CD付〕
内容説明
音楽写真の世界の第一人者、木之下晃が撮り続けてきた武満徹という感性。武満の音楽が生み出される数々の現場。1970年代から30年にわたる記録。CDには、NHKに残された貴重なインタビュー録音。そのほか、武満作品の原点、新録音、名演を収録。
著者等紹介
木之下晃[キノシタアキラ]
写真家。1936年長野県生まれ。日本福祉大学卒。中日新聞社、博報堂を経てフリーに。音楽家や劇場の撮影をライフ・ワークとする。1971年日本写真協会・新人賞。1986年『世界の音楽家(全3巻)』(小学館)で、芸術選奨文部大臣賞、2005年「一貫したクラシック音楽の撮影」で日本写真協会・作家賞を受賞
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