愛の教訓

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  • サイズ B40判/ページ数 125p/高さ 12X19cm
  • 商品コード 9784093861342
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あの映画に埋まっていた予想外の性愛の教訓

 映画『初恋のきた道』は「レモン100個の酸っぱさも、いずれ梅干し100個分」、『アメリ』は「道具に頼る幸せもある」、『プリティ・ウーマン』は「三十路を過ぎたら求愛は男から」??。 メジャー恋愛映画から、一見どういう経路を通ればその結論に辿り着くのか想像の外にある、そんな“ありえない”25連発の性愛の教訓を導き出す、超攻撃型布陣の説教型恋愛エッセイ集の登場です。 ほかにも、「ラブストーリーはそんなに突然はじまらない」「女のドラマに男はいつも入るのが遅い」「嫁こそ外で会え」「モテない男はドンペリ禁止」など、単に笑えるだけでなく、思わずうなずける教訓が並びます。

目次

男女の友情を考える前に『ベスト・フレンズ・ウェディング』
10人1回ずつか1人10回かの『失楽園』
浮気相手が本気になったら『マディソン郡の橋』
夫婦の円満な性生活に『アイズワイドシャット』
心理学実験映画だった『タイタニック』
ボーイ・ミーツ・ガール映画の最高峰は『もののけ姫』
セクハラする前に『ハンニバル』
『男はつらいよ』はなぜ恋が成就しない?
出会い系を予見した『ユー・ガット・メール』
誰も見ないフリをした『初恋のきた道』の行く末〔ほか〕

著者等紹介

松久淳[マツヒサアツシ]
1968年12月23日、東京都葛飾区生まれ。『天国の本屋』(かまくら春秋社)『うつしいろのゆめ』(木楽舎)などの著作がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのじつ

9
この装丁好き。フォントがいい。「中級作家入門」から本書へ。映画をネタに著者と編集者が話してるテイで進むフォーマットが好み。ボケとツッコミ、八つぁんと御隠居くくりの心地よさ。映画は主に「ラブコメ」ジャンルのようであり、そうでもなし。だって日本人の「ラブコメ」認識だと、セ●クスの話はデフォルトではない…よね?私だけ?米国や西欧のラブコメはめっちゃ下ネタのもあるけどね。あ、ソレか。そう、この本は100パー下ネタです。「中級…」でもまあリリー氏が先輩ならそう来るよなと思っていたが、まさかここまでとは。2020/10/06

asa

6
松久さんの恋愛映画好きはなんとなく知っていたんですが、結構ぶっ飛んだとまではいかないかな~と思うけど、斬新な解説で笑えます。あまり恋愛映画は見ないんですが、この本を読んだあとは人と違うところが気になってしょうがなくなりそう(笑)2011/11/04

ja^2

2
メジャーな恋愛映画から教訓を読み取っていこうという本である。途中までは、なるほどそういう見方もあるのかと感心したのだが、後半は悪ノリのしすぎで読むのがバカらしくなった。▼映画好きで、これまで2000本くらい観ているはずなのだが、あらためてラブコメは観ていないと気づかされた。▼そんな中で最近観た「プリティウーマン」の教訓は、「30過ぎの色々過去のある女は、男から求愛させろ」ってことらしい。それが後から自分の過去をとやかく言わせないコツで、ラストの男に階段を上がって来させるシーンに象徴されると言うのだ。2015/08/01

kemta

0
久々再読。笑えながらもこれほど大人にとってのセックスの立ち位置をわかりやすく記した本はないと思う。2009/08/28

energymaker1

0
すらすら読める本だった

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