檻の中の闇―フィリピンで死刑囚になった日本人の獄中記

鈴木 英司【著】

小学館（2000/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 303p／高さ 19cm
• 商品コード 9784093860437
• NDC分類 916
• Cコード C0095

出版社内容情報

売春、麻薬の売買、金貸し…まさになんでも有りの塀の中。異国の地フィリピンで、身に覚えのない大麻所持により投獄、そこで彼を待っていたのは日本の常識が全く通じない、想像を絶する刑務所生活だった。「檻の中」での小説よりも奇怪な体験記。

著者はフィリピンで身に覚えのない大麻所持の容疑で裁判にかけられ死刑の判決を受ける。本書は、無実を勝ち取るまでの５年間、日本の常識など全く及ばない地獄の刑務所体験を赤裸々に綴った異色の手記である。

内容説明

フィリピンで日本人として死刑判決第１号となった男の衝撃の手記。怒り、驚愕、出会い、裏切り、失望、絶望、そして希望―。異国の「檻の中」での小説よりも奇怪な体験。

目次

第１章　ハイエナの罠
第２章　転落
第３章　監獄の掟
第４章　モンキーハウスの面々
第５章　塀の中の暗黒街
第６章　リーサル・インジェクション―薬物死刑
第７章　死刑台からの生還

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[読書小僧]

自伝書く人ってもれなく自分に甘い。 都合の悪い部分になると言い訳がすごい。 中の話はまあまあ面白かった。

2019/08/11