出版社内容情報
戦闘機のパイロットから医大病院のカウンセラーに転進した主人公・岬美由紀。国家の機構を破壊しようとするテロ教団と内閣官房との攻防に巻き込まれ、持てる能力のすべてを出し尽くし問題解決に挑む。『催眠』シリーズ、戦慄の第2弾!
デビュー作『催眠』で書評家たちの絶賛を集め、第二作『水の通う回路』(幻冬舎)で作家としての地歩を固めた松岡圭祐、待望の新作がふたたび小学館から登場します。今年6月に全国東宝系でロードショー公開される『催眠』ワールドを大胆に新展開させ、超一級のアクション・サスペンスに仕立てあげた950枚の大作です。 主人公は、航空自衛隊F15主力戦闘機のパイロットから、医大の付属病院のカウンセラーに転身した経歴をもつ女性、岬美由紀(みさき・みゆき/28歳)。人心救済を旗印に国家の機構を破壊しようとするカルト教団と内閣官房との攻防に巻き込まれ、次々に起こる予測不能かつ解決困難な事態に、持てる能力のすべてを出しきって主人公が挑みます。 展開の巧さとサスペンスの切れ味は、自身の前二作をもはるかに凌駕する極上のエンターテインメント作品!
内容説明
小雨のそぼ降る朝、茨城の山中の寺が突如爆発、炎上した。同じ日、千葉・木更津付近の路上から、富津の東京湾観音へとタクシーに乗り込んだ不審な少女が―。観音像の足下で、その少女が力なく倒れたとき、ポケットから爆発事故ともつながる一冊の書物が転がり落ちる。カウンセラー・岬美由紀は少女の危機を予感し救済に立ち上がるが、行く先には想像を絶するスケールの複雑な罠が仕掛けられていた…。映画化話題作『催眠』を知る人にも知らない人にもいっさいの予断を許さない大胆な続編。抜群のスピード感で展開する、極上エンターテインメント・サスペンス。
感想・レビュー
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