出版社内容情報
安倍元首相と教団、本当の関係。
メディアが統一教会と政治家の関係をタブーとするなか、教団と政治家の圧力に屈せずただひとり、問題を追及しつづけてきたジャーナリストがすべてを記録した衝撃レポート、緊急刊行!
〈事件の10か月前、この宗教団体のフロント機関が主催するオンライン集会に予め撮影したビデオメッセージでリモート登壇した安倍は基調演説の中で、教団の最高権力者への賛辞を述べていた。全世界へ配信された安倍の基調演説を見た山上は犯行を決意。この”動機”は山上の思い込みなのか、それとも一定以上の確度をもって裏付けられるものなのか。その検証は第2次安倍政権発足後、9年間、3000日以上にわたって自民党とこの宗教団体の関係性を追ってきた私だけがなし得るものだった。日本の憲政史上最も長い期間、内閣総理大臣を務めた安倍が殺害されるに至った道程を記す。〉(プロローグより)
【編集担当からのおすすめ情報】
事件以降、次々と明るみになる自民党と旧統一教会の関係を、その何年も前から追い続けていたのが鈴木エイト氏です。鈴木氏は、刊行の当てもないままこの本の元となった原稿を以前から書きためていました。テレビ出演など大忙しのなかその原稿に大幅加筆し、この緊急刊行にこぎ着けることができました。圧力に屈せず真実をひたすらに追い続けたジャーナリストの、覚悟と執念の集大成です。
内容説明
圧力に屈せず追求し続けたジャーナリズムがたどり着いた真実とは?安倍元総理と教団、本当の関係。
目次
プロローグ 安倍元首相が殺害されるまで
第一部 安倍政権との癒着(2013-2020)(発覚した首相官邸と統一教会の”取引”;利用される2世信者たち;教団イベントに国会議員が大挙参加;疑惑の国会議員を直撃;全国弁連の申し入れにも聞く耳持たぬ自民党;50周年大会の勝共連合、教団関連組織の工作;顕在化する総裁・韓鶴子の反日思想;2019参院選で暗躍する教団;第4次安倍再改造内閣は”統一教会系内閣”;自民党最大派閥会長が教団サミットで講演;教団と政治家とのマッチング集会;「桜を見る会」に統一教会関係者;2世信者が韓国で謝罪ツアー;国会議員同伴の北朝鮮訪問が頓挫)
第二部 菅・岸田政権への継承(2020-2022)(菅政権へ引き継がれる”負のレガシー”;統一教会と米歴代大統領との蜜月;ついに安倍晋三がリモート登壇;岸田政権でも”継承”された教団との関係;2022年参院選、安倍晋三暗殺)
エピローグ 我々は何に目を向けるべきなのか
感想・レビュー
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遥かなる想い
読特
おたま
こも 旧柏バカ一代
楽