道をたずねる

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  • サイズ 46判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093801188
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

地図の空白地帯を埋めろ!

人はみな「自分の道」をゆく英雄である。
友情、青春、仕事、人生。
俺たちは、ただ前だけを見て歩いてきた――。

地図会社キョーリンの調査員・合志俊介。彼の仕事は日本各地を歩き、家の表札を一軒ずつ書き留めること。
俊介には一平と湯太郎という幼馴染みがいた。三人は十五歳になる年、裏山のクスノキで誓いを立てた。
一つ、友のピンチは助けること、二つ、友の頼みは断らないこと、三つ、友に隠し事はしないこと。
その日から、男たちはそれぞれの“道”を歩き始めた。

地図づくりに生涯を捧げた男たちの熱き物語!

内容説明

地図会社キョーリンの調査員・合志俊介。彼の仕事は日本各地を歩き、家の表札を一軒ずつ書き留めること。俊介には一平と湯太郎という幼馴染みがいた。三人は十五歳になる年、裏山のクスノキで誓いを立てた。一つ、友のピンチは助けること、二つ、友の頼みは断らないこと、三つ、友に隠し事はしないこと。その日から、男たちはそれぞれの“道”を歩き始めた―。

著者等紹介

平岡陽明[ヒラオカヨウメイ]
1977年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2013年「松田さんの181日」で第93回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

336
二世代に渡る地図作りに情熱をかけた男達の友情物語。主人公の俊介、一平、湯太郎の友情も熱いが、永伍、葉造、純一の父世代の友情も熱い。両世代とも友情を超える真の友情だろう。純一の手紙を読めば、俊介でなくても驚き思わず涙。泣けた。そこに伏線があったのかと衝撃だった。そして、支える女性陣の花奈さん、未希が素敵なこと。困難を乗り越えて信じる道、信じることを愚直にこなして前に進む道、近道、回り道、逃げ道、様々な道がきっとこの先あるだろう。そんな枝分かれした道を尋ねながら、自分は人生を歩んでいきたいと思う。2021/04/09

しんたろー

226
『イシマル書房編集部』が良かったので平岡さん2冊目は、地図創りの会社を中心にしたお仕事小説かと思いきや、男達の熱い友情と、それを支えた女達の優しさを描いたドラマで何度も目頭が熱くなった。地図の調査になぞらえて戦後復興期からの時代の変遷も勉強になったし、普段は当然のように使っている地図の裏話に感心することしきり!この本を原作にNHKでドラマが制作できる内容だと思った。登場人物の性格設定や活き活きした会話に著者の筆力を感じるし、今後の作品も期待できる作家さんなのは間違いない。読友さん達にオススメしたい佳作。 2021/08/31

ウッディ

216
クスノキの木に友情を誓った俊介、一平そして湯太郎の三人。父の世代からの友情と熱い想いを引き継いで、日本全国の住宅地図を完成させる物語。暑い日も寒い日も、足を使ってすべての道を踏破し、家の表札を記録する調査員として生きた俊介。個人情報保護の意識が強くなった今では考えられないような仕事だが、飛騨の宿で、父葉造と番頭のヨウさんと語り合うシーンは、俊介の出生の秘密がわかった時、湧き上がってくる感動があった。助け合える友と愛する妻、そしてやりがいのある仕事があれば、こんなにも充実した人生が送れるのかと思った。2021/08/09

ねこ

213
誰もが知っている地図で有名な(株)ゼンリンをベースに1958年春から始まるお話。私も営業時代、随分お世話になった住宅地図。新規開拓営業で、辛い想いをしましたが、住宅地図を作る仕事はもっと辛い事は、容易に想像ができます。好きでないと続けられませんね。あと、本書の中で出てくる名古屋駅地下街。丁度、その箇所を名古屋の地下街のスタバで読み、私は過去と現代が同じ場所でリンクしました。一平、俊介、湯太郎、未希と、その親世代がそれぞれ自分の役目を全うし愉悦に逃げなかったのは「自分の道を歩む者は、すべて英雄である」から。2022/03/21

ちょろこ

209
涙腺崩壊の一冊。友とのクスノキの誓いから歩む主人公の人生。それは自分の足で歩いて地図を作る人生。当たり前にある住宅地図のその裏側にある地道な作業に敬服せざるを得ないと共にどんな山奥でも一軒ずつ確認し記す作業はたしかにそこに人が存在し生活している事を優しく証明してくれるようで温かいものが込み上げた。終盤のあの手紙から一気に涙腺崩壊。あの時が明確な意味を持って輝きだす瞬間だった。単なる仕事、友情という熱いだけの世界じゃない。離れ見守る愛、支える愛で包みながら涙の世界へとも見事に変化させてくれた良作。まだ涙…。2021/05/14

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