「国家の衰退」からいかに脱するか

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「国家の衰退」からいかに脱するか

  • 大前 研一【著】
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  • 小学館(2019/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093801126
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「繁栄の方程式」が変わった!

安倍政権「愚策」研究から、「自国第一主義」に対する外交政策、日本「再起動」戦略まで――最新版「大前研一レポート」。

「歴代最長」に達する安倍首相の長期政権下で、いったいどんな政策が行なわれてきたのか?
「消費増税」「サラリーマン増税」「働き方改革」「70歳雇用義務付け」「マイナス金利」「異次元金融緩和」「マイナンバー制度」「ふるさと納税」「成人年齢引き下げ」「新・学習指導要領」「外国人受け入れ」……。これらはいずれも日本を衰退させる”愚策”であり、”劣化する政治”の象徴だと大前氏は断じる。

一方で、こうした”劣化”は日本だけの問題ではない。世界経済を冷え込ませる貿易戦争を繰り広げるアメリカ・トランプ政権と中国・習近平政権、あるいは元「徴用工」訴訟から軍事協定破棄にまで至った韓国・文在寅政権など、「自国第一主義」に嵌った近隣の国々でも「国家の衰退」が進んでいる。

果たして、このまま国と一緒に沈むのか、それとも世界の富とつながるのか――。今こそ個人や地方、企業の選択が問われていると大前氏は主張する。

「国家は衰退する。だが、その衰退する国家と、個人や地方は一蓮托生ではない。そこに希望を見いだしてもらえたら幸いである」(まえがきより)

世界的経営コンサルタントによる日本列島“再起動”論。

【編集担当からのおすすめ情報】
著者の大前氏は、かつて「平成維新」を提唱し、「国会議員半減法」「外交基本法」など日本を変革するための「83法案」を提案していました。しかし、結果的に平成の30年間で構造的な改革は全く進まず、「平成維新」は挫折に終わりました。これについて、著者は本書で率直に心情を述べています。

その上で、「令和」という新しい時代に入ったこのタイミングで、なおも実現しなければならない法案を2つ挙げています。それがどの法案かは、本書を読んでご確認いただけたらと思いますが、日本が「国家の衰退」という未曽有の危機に直面している今、国の仕組みをどうするかという根本的な課題が俎上にすら上がっていない現実には呆然とさせられます。

その危機感を共有し、新しい「繁栄の方程式」を選択する日本人が1人でも増えることを願う著者の渾身の1冊です。

内容説明

消費増税、働き方改革、異次元緩和…国と一緒に沈むのか、世界の富につながるか。「繁栄の方程式」が変わった!安倍政権「愚策」研究から日本「再起動」戦略まで徹底解説。

目次

第1章 劣化する政治 安倍政権「愚策」の研究(消費増税―矛盾だらけの軽減税率、ポイント還元…「哲学なき増税」の欺瞞;サラリーマン増税―「年収850万円超は負担増」が間違っているこれだけの理由;年金増税―不安をなくし、人生を謳歌するための税制にシフトせよ ほか)
第2章 空転する外交 「自国第一主義」にどう対するか(日米関係―判断基準はすべて金…“トランプ小劇場”の茶番劇を読み解く;世界概観―トランプ的“ミー・ファースト”国家は隘路に嵌まる;米中貿易戦争1―まるで子供のケンカ?“報復合戦”の落としどころを考える ほか)
第3章 次なる戦略 日本「再起動」のための処方箋(選挙制度改革―「参院6増」をゴリ押しした政治家はこうして選び直せ;“万年野党”改造―なぜ日本の野党はこれほど情けない状況になっているのか;地方議会改革―議員「なり手不足」問題の解決策は“議会廃止” ほか)

著者等紹介

大前研一[オオマエケンイチ]
1943年福岡県生まれ。72年に経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。本社ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を歴任し、94年退社。以後、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして幅広く活躍。現在、ビジネス・ブレークスルー(BBT)代表取締役会長、BBT大学学長などを務め、日本の将来を担う人材の育成に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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HMax

28
相変わらず面白い。一言でまとめると「私が平成の始めに提案した83法案を実行していれば30年は失われなかったのにだめだこりゃ」。 憲政史上最長となる安倍政権の愚策の研究から始まり、日本再起動のための処方箋を経て、劣化が止まらない国や政府や役所に期待するのは時間の無駄と割り切って、自分の家族やコミュニティ、会社が世界とつながって生きてゆきましょう。次の総理はポピュラリズムに染まったマイクロマネジメントを止めて、10年、20年先を見据えた大改革を進める理想と勇気を持った人になってもらいたい。2020/07/11

Tenouji

15
いつもの大前節だが、今回は動向、分析というより愚痴が酷いかなぁ、ということで、途中で断念。政治や政策を語ると、もはや、そんな話しに聞こえてしまうのかもね…2019/11/12

まゆまゆ

13
安倍政権が誕生して約8年、その間未来に向けてなにかが劇的に変わった、ということもなく、むしろ衰退の一歩をたどってきている。小手先の国民給付ポピュリズムで人気取りに走り、30年前から氏が主張している未来に必要なコモンデータベースの構築と経済圏を再設定する道州制がさっぱり進んでいないことを嘆く。地方自治ができない地方自治体において議会は不要、が印象的。2020/06/03

Iwata Kentaro

7
積んどいた本。こういう本は出てからしばらく置いといて読むと興味深い。速報性しかない本は賞味期限が短いから。大前さんの意見に賛成するも、しないも、その守備範囲の広さとビジョンや見通しの一貫性、正確性には同意できるんじゃないか、と思う。2020/10/04

モーモー

6
大きな提言ひ2つ。 ・道州制の実現 ・コモンデータベースの創立。 今回の給付金はコモンデータベースを構築する大きなチャンスだったが、生かせなかった。 役所の人が一生懸命やっているのは理解しているが、旧態以前のやり方が続く現状は酷すぎる。2020/06/26

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