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出版社内容情報
戦後70年を越え日本と台湾をつなぐ手紙
日本統治時代の台湾で小学校の教師をしていた106歳の日本人女性が、台湾にいる88歳の教え子に宛てた手紙は、住所が昔のままで「宛先不明」とされる。だが、台湾の郵便局員たちは「この手紙は大切なものに違いない」と確信し、なんとか届けようと走り回る。そうして元生徒宅に届けられた手紙は、台湾中に散った元教え子達に広まり、戦後70年を経た教師と生徒の文通が始まった。台湾の教え子から先生のもとに届いた手紙には、先生から習ったきれいな日本語がびっしりと書きこまれていたのだ。1通の手紙からはじまった、日本と台湾の戦後70年を超えた「絆」の物語。
西谷 格[ニシタニ タダス]
著・文・その他
内容説明
“宛先不明”がつないだ、戦後70年目の同窓会。“とても先生とあいたい”“今でも先生に感謝しています”“世界一美人!!”106歳の恩師からの手紙に、台湾の教え子たちは日本語で返事を書いた。日本と台湾の“絆”が生んだ、奇跡の実話!
目次
序章 なぜ郵便局員は「宛先不明」の手紙を届けたのか
第1章 高木先生の手紙が教え子たちに届くまで
第2章 台湾の教え子たちの80年間
第3章 台湾に残る日本統治時代の追憶
第4章 高木先生が生きてきた106年間
第5章 80年ぶりの「涙の同窓会」
終章 手紙が生んだ子世代、孫世代との絆
著者等紹介
西谷格[ニシタニタダス]
1981年、神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、地方新聞の記者を経てフリーライターになる。2009年から上海に渡り、週刊誌などで中国の現状をレポート。2015年に日本へ帰国した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ぶんこ
波のうねうね
Sarah(サラ)
fukui42
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